フロンティアビジョン株式会社

次世代リーダーが語る「熊本未来論」

渡邉直登(わたなべなおと):フロンティアビジョン株式会社・代表取締役。熊本市出身。熊本電波工業高等専門学校卒業後、2003年に前身の有限会社フロンティア・ビジョン・システムズを設立、代表取締役就任。09年に現体制へ組織変更。座右の銘は「世のため人のため正しく生きる」。

プロフィール

小学校の頃から経営者になるのが夢だったという渡邉氏。一時は大手企業への就職を目指すが経済状況の変化により叶わず、「若いうちにチャレンジしてみよう」と電波高専の同級生とともに3人で起業。当初はアプリ開発を手掛けていたが、半年ほどで売上が上がらない状況に。「このまま会社が終わってしまったら何のために起業したのか。とにかく会社を存続させよう」と、ホームページ制作に乗り出す。

事業の特色

ホームページ制作、WEBシステム開発を手掛ける同社。HP制作実績数は約280件(2015年3月時点)で、熊本県内で最多を誇る。強みの一つに挙げられるのが、HPには欠かせないSEO対策だ。自社HPはインターネット検索エンジンで「ホームページ制作(作成)×熊本」と入力すれば1位に浮上する状況だ。同社HPには、同社制作のHPで了解が取れたものすべてを、実績として掲載している。「お客様のサイトと自社サイトがリンクすることで、SEO対策にもなる。もちろん制作料金も掲載しており、できるだけお客様の不安要素がなくなるように努力している」と渡邉氏。また取引先として歯科医院が多いことから、歯科医院向けHP制作パック「デンタルウェブ」を開発。初期費用・サーバー費用・更新費用無料で、月額8020円のリーズナブルな価格を実現し、全国展開を視野に入れている。

営業をほとんどせず自社HPへの問い合わせに対応する形がほとんどで、成約率も8割と高い。「今後10年でこの仕組みを全国に展開したい」とも。HPの更新に関しては、1営業日以内での対応を徹底。「できるだけ早く対応して欲しい」との声に対応している。「社内は分業化しており、無駄なことは省いている。常にどうやったら早く納品できるのかをブラッシュアップして、改善している」とのこと。今後はHP制作を窓口として、そこからITを使った社内改善サポートなどさまざまなサービスを行い、お客様と継続的につながるビジネスモデルを構築していく考えだ。また関連会社のポケットダイブ㈱では、スマートフォンアプリやゲーム開発を手掛け、デザイン部分を同社社員が担当するため、アプリのデザインをする機会も生まれている。現在の社員数は14名。社長社員の分け隔てなく昼食を共にするなど、アットホームな職場だ。毎週土曜日には勉強会を開き、技術的な知識・経験の共有を進めている。「会社そのものがすばらしい作品になればいい。社員と一緒に創り上げていけたら最高です」と笑顔で語る渡邉氏。

  • 事業の特色写真
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ビジョン

目標は制作実績日本一のWeb制作会社になること。「日本一の会社ですら1%もシェアを握っていない世界。裏を返せば、No.1になるチャンスが十分にある。この人生をかけて日本一を目指したい」と熱く語る。今後求める人材は、同社の理念「ハッピーをつなぐ」に共感できる人。「みんながハッピーを分け合い、ずっとつながっていくという考え方。短期的に稼ぎたい人よりも、長期的にじっくりやりたいという人が向いている」と、事業拡大に向けて新しい仲間を求めていく考えだ

メッセージ

熊本を拠点に全国展開を進め、皆を勇気づけられるパイオニア企業を目指している同社。その実現に向けて構想しているのが、九州全域への支店展開。「日本経済を支える中小企業を支援することで社会貢献を進めていきたい」と渡邉氏。制作スタッフはもちろん、共に夢に挑戦する幹部候補を求めている。サービス面では中小企業向け経営支援ツール「MIERU(ミエル)」を2015年4月からリリース予定。「新しく取り組むWEBサービス事業は夢があり挑戦する意義も大きい」と期待をかける。

 

熊本から日本一を狙うホームページ制作会社<フロンティアビジョン㈱>

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