株式会社レイメイ藤井

次世代リーダーが語る「熊本未来論」

藤井章生(ふじいあきお):株式会社レイメイ藤井・代表取締役社長。熊本市出身。早稲田大学商学部卒業後、旧日本長期信用銀行、西日本リース興発㈱勤務を経て、2001年に同社入社。鹿児島支店長、文具製販事業部営業副本部長を経て、2004年に専務、2006年に社長就任。

プロフィール

和紙販売から創業以来124年、現在では洋紙・家庭紙・文房具・事務機器と取り扱いの幅を広げ九州トップの販売実績を誇る企業に成長。2011年10月には香港オフィスを開設し、海外進出を開始。「中国・台湾・東南アジアの経済成長が進む中、レイメイブランドの文房具をまずは成長マーケットで広げていきたい」と藤井氏。付加価値を追求したヒット商品や次世代に向けた新商品の特徴や魅力をアピールする。

事業の特色

熊本本店を中枢に、1本店2本社制を敷いている同社。紙・文具・事務機の商社機能は福岡本社を中心に九州全域に、文房具メーカー機能は東京本社を中心にレイメイブランド製品を国内外に展開している。事業部は大きく4つに分かれている。洋紙事業部では、印刷用紙を印刷会社に販売。福岡本社2階に設置された紙のショールーム「ペーパーイン」では、一般紙から特殊紙まで約4000アイテムの紙を取り揃え、コアビジネスとして紙へのこだわりをアピール。豊富な品揃えにより、顧客の多様なニーズに対応できる体制が強みだ。OS・RS事業部では、文具店や量販店向けに文具・事務用品や家庭紙(ティッシュやトイレットペーパーなど)を販売している。事務機事業では、官公庁や一般企業向けにコピー複合機やオフィス家具の販売を行う。ネットワーク環境の整備やオフィス家具のレイアウト提案により、業務の効率化と創造性を高めるオフィス環境づくりに貢献している。またアフタフォローとして、IT環境サポートサービス「レイメイ@ナビ」を用意。訪問対応や遠隔リモート対応により、導入いただいたお客様に導入機器やネットワークの利用をサポートしている。昨年12月にはオンデマンドプリンターや3Dプリンターなどのショールーム「プロダクションラボ」を開設し新たな事業領域を模索している。

文具製販事業では、自社ブランド商品の企画・製造・販売を手掛ける。商品カテゴリーとして「ビジネスライフ」「ホーム&オフィス」「スクール&キャンパス」を設置。素材と機能にこだわった本革製システム手帳「Davinci」シリーズや夢実現の手帳「夢に日付を!」など多彩なブランド手帳を取り揃える。ここ最近のヒット商品には、ペンタイプの文房具「ペンパス」「ペンカット」「ペンカットミニ」やLED搭載のブックライト「ライトマン」がある。

  • 事業の特色写真
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ビジョン

紙をコアビジネスにしている商社として「紙の魅力」を世間にアピールしたいと平成3年に福岡本社に設置されたペーパーショールーム「ペーパーイン」。ペーパーレス化が進む中で「“紙っていいよね”というメッセージを発信していく」と同時に新たなチャレンジに取り組む。新中期経営計画「RIC 2014-2016」では、新規事業領域の創造とイノベーションに果敢にチャレンジしていく方針。「これまで以上に新しい領域に挑戦していきたい。積極性のあるアグレッシブでチャレンジングな人材を求めている」と、今後のビジョンを語る。

メッセージ

「全国の中でも土地が豊かで水資源に恵まれている」「都市機能がコンパクトで、中心市街地がバランスよく集積している」と藤井氏。商社として九州全域に展開する同社から見て、「熊本は九州の中心。各拠点から集まりやすい」。熊本の持っている力や魅力を大きく感じている。「ビジネスの場合は県境・国境はない。成長を目指すならば、積極的に外に出ていくべき」とも感じている。今後は、経済団体での活動や地域のスポーツ活動貢献を通して、熊本に貢献していく考えだ。

 

紙・文具・事務機の商社<㈱レイメイ藤井>

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