新産住拓株式会社

次世代リーダーが語る「熊本未来論」

小山英文(おやまひでふみ):新産住拓株式会社・代表取締役社長。熊本市出身。中央大学理工学部管理工業科卒業後、大手ハウスメーカーに勤務。1992年、同社に入社。06年、現職就任。

プロフィール

昭和39年に設立し、今年で50周年を迎える新産住拓。創業時から現在に至るまで、熊本の天然乾燥木材にこだわった地産地消の住まいづくりを行っている。社名の「拓」の字に込められた「住まいを拓く」「住まいを常に研究する」という創業者の想いは2代目の小山氏にも受け継がれ、建てた後にも喜ばれる住まいづくりや、創業者の意志を受け継ぐ人材の育成など、常にチャレンジを続けている。「会社はお客様の為にある」という精神のもと、住まいづくりにおいて真剣に取り組む姿勢を語る。

事業の特色

熊本に本社を置く工務店の中でもトップグループに位置している新産住拓。同社の住まいづくりに欠かせないものは、こだわり抜いた熊本県人吉・球磨地方を中心とした木材だ。太陽の熱と風の力だけでゆっくりと長い期間をかけて乾燥させた天然乾燥無垢材は、木が本来持つ香りや色・艶を失わず、住まいとなってからも心地よい暮しを与える。熊本で育った木材は熊本の気候や風土に良く馴染む為、県内での住まいづくりにおいて、その力を十分に発揮する。最高の状態の木材を、地域を知り尽くした社員が手掛けることで、永く快適に暮らすことができる住まいの提案が同社の魅力だ。また、こだわり抜いた天然素材から生まれる「空気の品質」も同社が手掛ける住まいの特徴のひとつ。空気品質の基準を「赤ちゃん」とし、化学物質を極力使用せず、五感で木の良さを感じることが出来る住まいづくりを目指している。「人生の多くの時間を過ごす住まいの空気。敏感な赤ちゃんや高齢者の方が安心して暮らせる環境を提案している」と自社の強みを語る。

創業時から様々なチャレンジを続ける同社。より良質な無垢材をリーズナブルにお客様にお届けする為、92年にプレカット(加工)工場、96年に多良木ストックヤード、04年に人吉工場を開設し、木材流通システムを確立させた。工務店が流通改革を行う事は、全国的に見ても珍しい取組みだ。「自然素材を使えば高くなるというのが一般論。良い材料を安くお客様に届ける為に企業努力を続ける」。08年に募集された「長期優良住宅先導的モデル事業」では、全国から603件の応募があり、全国で24社、九州では2社採択されたうちの1社が同社だった。以後、同事業を4年連続で採択、10年からは5年連続でグッドデザイン賞を受賞するなど、地域の材料や文化を活かした真面目な住まいづくりは、全国的にも高く評価されている。

  • 事業の特色写真
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ビジョン

「お客様の満足度において断トツでナンバーワンになりたい」と話す小山氏。5年毎にお客様アンケートを実施し、住まいづくりにおける質の向上を図る。「会社を大きくすることはお客様も社員も望んでいない。真面目にアフターサービスに取り組み、20年30年とお客様と繋がる関係性を築く」。創業時からの何事にも真剣に取り組む社風はそのままに、各々の価値観に合わせたステージを提供する事を自身の役割と据えている。同社で働く社員達のような何事にも一生懸命にチャレンジする仲間を求めている。

メッセージ

「熊本県は豊かな環境であり、そこで暮らす人々も豊かな生活を送っている。家族との時間や、趣味を楽しむことができるような、お客様のライフスタイルにあった住まいのご提案をしていきたい」と話す同氏。環境への取組みとしては、「環境配慮型の住まいづくりは使命。リフォーム事業を通して、何年経っても快適な住まいを提供できるようにしていく」と貢献の幅を広げていく考えだ。今後も家族の夢の買い物に真剣に向き合い、熊本の暮らしを彩る住まいづくりに力を入れていく。

 

熊本の木の家注文住宅<新産住拓株式会社>

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