株式会社サンテクノ

次世代リーダーが語る「熊本未来論」

福田善之(ふくだよしゆき):株式会社サンテクノ・代表取締役。熊本市出身。東和大学工学部電子工学科(2011年閉学)卒業後、飯塚電機工業㈱を経て、2001年同社を創業。

プロフィール

2001年にエアコン洗浄事業から創業した同社。創業発起人で会長の福田清之氏とともに二人三脚で事業を展開。リーズナブルな価格設定での洗浄が大きな反響を呼び、「エアコンを洗う」という考え方が浸透し受注が増加していった。2000年代後半には空調機器販売に本格的に進出。大手空調機器メーカー主催の講習や資格取得を通して技術力に磨きをかける。「自然エネルギーの活用が議論されているが、空調機器に省エネ技術を用いることで電気代や電力消費量の削減につながる」と福田氏。暮らしの環境を守る環境技術の提案を通して、日本一暮らしやすい街づくりを目指している。

事業の特色

空調冷暖房設備・電気設備・照明設備の設計・施工・メンテナンスを手掛ける同社。熊本県内(一部福岡市内含む)を中心に、病院施設・介護施設・オフィスビル・学校・商業施設・文化施設など、さまざまな建物の空調や電気設備の新設・増改修などの計画・省エネ提案(太陽光発電・オール電化・LED照明)から、設計・施工・メンテナンスに至るまでの一貫体制を構築している。ダイキン空調機特約店(2013年認定)として売上の80%を占める空調設備工事では、国家資格を保有する専門技術者による「空気kireiサービス」を実施。プロ仕様の専門洗浄剤と抗菌剤によりエアコンの洗浄と点検を同時におこない、エアコン本来の快適性を維持する。現在(2002~14年)までに、業務用エアコン約6000台、個人住宅用エアコン約20000台のクリーニング実績があり、熊本県内ではトップクラスのシェアを誇る。その他に、給排水建築工事も手掛ける。

同社では基本的に下請けをせず、直接ユーザー先に訪問し、受注する営業スタイルを採用。得意とする空調機器洗浄からサービスを提供し、信頼関係を築きながら機器本体の更新・販売につなげる。「設立当初からお付き合いがあるお客様と今でもお取引が続いています」と福田氏。機器が更新される10数年のスパンの中で、毎年ユーザー先に訪問しフィルターや本体の清掃を通してお客様と密なコミュニケーションを取り、信頼と安心につなげる。訪問時には「挨拶」「言葉づかい」「靴を並べる」「壁や家具に傷をつけない」などを徹底。お客様からの声やクレームは社内で共有されサービス内容の見直しや付加価値の追求に活かされている。こうした取り組みが実を結び、お客様から紹介をいただくことも多い。メーカー主催の講習参加や免許更新には会社が費用を支給し、資格取得者には手当を給与に反映している。社内では年齢に関係なく実績が給与に反映されるシステムを採用し、社員の競争力やモチベーションアップにつなげている。会社のモットーは「お客様のために未来に輝く人づくり」。人(能力)・技(技術)・おもてなしの心を磨き続けている。

  • 事業の特色写真
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ビジョン

今後は社員数を20~30名規模に増員し、売上拡大を目指すと同時に安定した経営基盤やお客様へのよりスピーディーな対応ができる体制を構築する方針の同社。成長しつつある電気工事事業や給排水事業の拡大、営業力強化を進めていく考えだ。熊本での地盤を固めた後には、福岡県内への本格的な進出を見据える。「お客様が求められているのは質の良いもの。価格競争に陥ることなく、技術力やサービスの質をさらに向上させていきたい」と福田氏。ともに会社の成長に向けて貢献していきたいという意欲ある人材を求めている。

メッセージ

「一度お客様になっていただくと、末永くお取り引きを続けていただける人柄の方が多い」と福田氏。熊本城や阿蘇など魅力的な観光地を有する熊本において、国内外を問わず観光客の積極的な誘致を期待している。「給料やボーナスを貯金しすぎることなく、適度に消費することが国や地域の経済効果につながるのでは」と提言する。地域密着企業として熊本を活性化させたいと考える同社では、奉仕団体「ライオンズクラブ」に参加。障がい者支援などへの運営協力や寄付を通して、社会貢献を目指している。

 

空調冷暖房設備・省エネ提案で熊本県内トップクラスの実績を誇る<㈱サンテクノ>

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