株式会社ゆうプランニング

次世代リーダーが語る「熊本未来論」

木村正夫(きむらまさお):株式会社ゆうプランニング・代表取締役。福岡県大牟田市出身。高校卒業後、複数社の勤務を経て、92年に同社を設立し現在に至る。趣味は読書、ワイン、撮影、映画。好きな言葉は「情けは人の為ならず」。座右の銘は「あたりまえをあたりまえに」。

プロフィール

「お客さんにとって何がよい広告なのか、課題を聞き出すところから始めないと提案はできない」と広告業について語る木村氏。クライアントのことを考えた提案により、効果のある広告媒体や戦略を打ち出していくのが醍醐味だ。同社設立後は、「課題解決のためには、能力のある人を採用し規模を大きくしないと、いろいろな要望に応えられない」と社員を増やし、地域の課題やニーズに対応したサービスを展開。その背景や思いを語る。

事業の特色

熊本の総合広告代理店として、新聞広告、テレビ・ラジオCM、雑誌広告、ホームページ制作など主要メディアを手掛ける同社。社名には「お客さん(You)のことを考えていろいろ提案する(プランニング)」という思いが込められている。取引社数は求人・不動産広告を中心に累計で1万社を超え、熊本を拠点とした20年以上にわたる県内地場企業とのつながりは強い。予備校や学習塾など教育機関との取引が多い部分も特徴的だ。実績面では、優れたCMに贈られるACC賞や熊日新聞広告賞をはじめとした多数の受賞歴がある。

企業理念に掲げられている、「広告を通して地域社会に貢献する 顧客の繁栄がわたしたちを豊かにする」という言葉。本理念の実践として象徴的な取り組みが、同社の広告企画としてスタートした「くまにち金曜不動産速報」や「くまにち求人日曜版」だ。熊本日日新聞に毎週連載されており、熊本の人と企業をつなぐ有益な場として県内外の企業から支持されている。さらに高齢化社会の進展に対応して、熊本初の高齢者住宅無料情報誌「ひばり」を創刊。営業社員の発案による地域密着型企画として、県下有料老人ホームや高齢者住宅の情報提供を行っている。「どこでもやれるメディアではない。いい状態が続いており、ページもどんどん増えている」と木村氏。売上の柱である新聞広告事業、テレビ・ラジオCM事業を主軸として財務基盤を強化しつつ、時代の変化に対応した取り組みを進めている。社内では、社員の自主性を重視した取り組みを実施。「広報委員会」では、同社の存在をいかに周知していくか、そこからどう売上につなげていくかを議論し実践している。「交流委員会」では社内融和が図る目的から、新年会・忘年会や花見、社員旅行を企画。営業や制作という部署間の垣根を取り払い、コミュニケーション向上を目指した取り組みにより、各領域の情報を共有しながら全体の力で成長を目指している。

  • 事業の特色写真
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ビジョン

変化の激しい時代の中で、「メディアと情報共有し、自分たちは何ができるかを提案できる代理店になることが大事。IT技術やSNSの変化にも対応する方法を取っていかないといけない」と木村氏。これまでの受注的な仕事スタイルからの脱却を目指し、自分たちで調べて提案する能動的な取り組みを営業・制作合同で始めている。「どの方向に向かって、どうやっていくのか、意識を統一しないといけない」と、全社一丸の必要性を語る。

メッセージ

同社の企業理念を実現していく上で、「顧客の繁栄」と「地域貢献」をポイントに掲げる木村氏。「お客さんを繁栄させることにより豊かにならないといけない」「動画を通して熊本の魅力を発信し、“熊本っていいね”を増やしていくことを考えている。その取り組みが今後の仕事や地域貢献につながっていくのでは」と考えている。一方で、「県内の広告業界は世代交代の時期に入っていく。どう世代交代をしていくかが課題だ」と語る。

 

総合広告代理店として熊本を支える<㈱ゆうプランニング>

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