株式会社利他フーズ

次世代リーダーが語る「熊本未来論」

倉崎好太郎(くらさきこうたろう):株式会社利他フーズ・代表取締役。熊本学園大学卒業後、大手警備会社を経て、2007年11月創業。

プロフィール

新卒で就職した地場警備会社では、社長の間近で仕事をすることが多く、当時の社長に憧れるようになった。また、同年代の若手経営者とお会いする機会を多く頂いたことで、学生時代からいつかは社長になりたいという想いに火が付いた。2007年10月に同社を退社、何も考えずに飛び出した状態だった。手元資金も人脈もない中、できるのは通信販売しかないと独学でマーケティングを学ぶ。1~2年は苦労の連続。サプリメント商品で軌道に乗り始め、馬刺しや剣道防具の販売へと業務を拡大。今後も様々な商品を販売していく予定だ。

事業の特色

創業2年目、あるセミナーに参加したことで経営者としての価値観が大きく変わったという倉崎氏。社名にも込めた「利他」の精神は、お世話になった人たちに恩返しをしたい、何かを与える人になりたい、という決意でもあると言う。「利他フーズ」は馬刺しの通信販売を手掛ける会社。関連会社には剣道防具の通信販売を手掛ける「利他の藏」がある。手掛ける商品は人とのご縁。繋がりがあるとすれば熊本っぽいと言う事くらい。「私たちは馬刺し屋でも防具屋でもない。WEBマーケティングの会社である。」と倉崎氏は言いきる。現在、従業員10名、売上高は3億5,000万円と右肩上がりの成長を遂げている。自社サイトをはじめ、楽天・アマゾン・Yahoo・ポンパレなどのショッピングモールでの人気も高い。

成長を支えるのは、商品広告の運用やホームページのコピーライティング、キャンペーンなど商品を売るための仕掛けづくりには独自のノウハウ。とは言え、インターネットや数値・データーを最大限活用するのは「人」。当社の成長を支えてくれるのも「人の成長」しかないと倉崎氏。従業員との対話を大切にしており、毎月行われる個別面談では社長と社員の意識を摺り合せ、目指す方向を明確にし個人ごとのキャリアプランを作成している。社員の成長のため教育への投資は惜しまない。研修内容は、マーケティングやウェブ広告運用のセミナーから会計まで多岐にわたる。いまでこそ日々沢山のご注文を頂けるようになりましたが、創業当時は週に1件あるかないか。だからこそ1件1件のご注文への重みを大切にしている。お客様と対面しない通信販売だからこそ、お客様の背景や喜ぶ顔を想像しながら、常に「利他の心」や「感謝の気持ち」を忘れないよう従業員に伝えている。今後は、自社の強みであるマーケティング力を更に強化し、熊本にあるものや日本の文化を日本または世界に発信していきたい。海外進出も検討中で年内始動を目標にしている。

  • 事業の特色写真
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ビジョン

3年後には売上を10億にしたいと倉崎氏。「将来的には熊本を代表するような企業になりたい」「45歳になるまでにグループ全体で売上100億が目標」という大きなビジョンを揚げている。この目標実現のために大切なのは「人」。理念や考え方に共感してくれた社員や、同じ気持ちで頑張ってくれる社員がいることで、企業も成長していくと考えている。また、「人に貢献し何かを与えられるような自立している強い会社でありたい」と、企業理念の想いを語ってくれた。

メッセージ

転勤族で各県を転々としていた幼少期、ふるさとが欲しかったという倉崎氏。「お金持ちになりたい、」「社長になりたい」という単純な気持ちでスタートさせた個人事業が、順調に成長できたのも熊本の人や企業が受け入れてくれたから。そんな自分にふるさとを与えてくれた熊本への愛着は地元の人よりも強い。「得意のWEBマーケティングで熊本に貢献したい、恩返しをしたい。利他フーズが有名になることで熊本が発展する。そんな気持ちでこれからも事業に取り組んで行きたい。」と熊本への熱い気持ちを語ってくれた。

 

熊本から世界へ 社員と共に成長し続けるWEBマーケティング会社<㈱利他フーズ>

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