株式会社コスギ不動産

次世代リーダーが語る「熊本未来論」

小杉康之(こすぎやすゆき):株式会社コスギ不動産・代表取締役社長。熊本市出身。九州学院高校卒業後、さまざまな業種を経験し、7社目の不動産会社を経て独立。1982年7月に小杉不動産を設立。85年7月には㈲小杉不動産として法人化。専務取締役を経て、95年に取締役社長就任。

プロフィール

バイタリティ溢れる小杉氏。学生時代にボクシング部で精神力を磨いた。近年ではゴルフの全国企業対抗戦で優勝するほどの腕前を持つ。「趣味も仕事も一生懸命」がモットー。不動産管理というシステムが確立されていなかった設立当初、入居者のクレームなどさまざまな問題を解決するために管理業に取り組み始めた。入居者とオーナー双方の間に介在するサービスを提供することで次第に信用・信頼を獲得。これが転機となり㈱コスギ不動産へと組織変更し、「よりお客様の近くでサービスを」との考えのもと、熊本市内の主要地域に11店舗を展開している。

 

事業の特色

従業員わずか3名からスタートした同社。2014年5月期には売上約25億円、従業員数約180名(14年4月時点)を有する企業へと成長を果たした。管理物件数は熊本県内でトップクラスの約1万6000戸(15年3月時点)。この10年近くで2倍以上に増加しているという。「相手の立場に立って考えることがビジネスにつながる」と、常に顧客ニーズに応えるスタイルを保持してきた。06年6月には、コスギリゾート阿蘇ハイランド「阿蘇乙姫の湯 湯ら癒ら」をオープン。ゴルフコースやバイキングレストランなどを併設している。「お客様に心身ともにリラックスしていただける場を提供したい」というおもてなしの心から生まれた。レストラン乙姫の森横の「芝生の広場」では、電動立ち乗り二輪車“セグウェイ”の試乗体験が可能。阿蘇乙姫ペンション内にある「エル・パティオ乙姫」では、初心者から経験者までお散歩気分が味わえる乗馬体験など楽しめるスポットが満載の施設だ。

「不動産業を営むにあたり、街づくりはひとつの夢だ」と、13年9月に菊陽町のにじの森グリーンタウンにオープンした「にじの森プラザ」。遊休地約3000坪の有効利用に成功し、全国住宅産業協会の全国大会(14年)にて優良団地として表彰を受けた。さらに同社では不動産業に限らない多様な事業に着手。社会貢献の面では、進展しつつある少子高齢化に懸念を抱き、㈱かいごのみらいなどの介護事業を手掛け、高齢者との介在価値を高めている。また介護事業のノウハウを活用し、空室物件を高齢者向け物件にリノベーションするなど、時代のニーズにあったアイディアを具現化している。他にも、サッカーチーム「ロアッソ熊本」や「熊本城マラソン」などのオフィシャルスポンサーを担うなど、地域活性化を目指したイベントの協賛にも積極的だ。「熊本で生まれ、熊本で育った企業として、熊本のお役に立ちたい」と今後も熊本の未来に向けて貢献し続ける。

  • 事業の特色写真
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ビジョン

熊本県内でトップクラスの管理物件数を誇る同社。2015年度は17000戸の管理物件数を目標としている。14年11月には熊本北支店をオープンし市内主要全域を網羅する体制を整備。地元密着を徹底している。進展しつつある熊本の人口減少問題については、「不動産業にとって人口は需要そのものです」と少子高齢化に懸念を抱き、㈱かいごのみらいなど介護事業を手掛け、そこで培ったノウハウを活かし、高齢者向けマンションの建設を行うなど、問題をアイディアに変え、貢献し続けている。時代の変化に対応しながら、これからも熊本になくてはならない企業を目指していく。

メッセージ

社内では「スポーツを通したコミュニケーションが大切」との考えのもと、ゴルフ愛好会、サッカー部、野球部を創設している。小杉氏は全従業員の誕生日を手帳に記し、誕生日当日にはお祝いをするなど社員一人ひとりへの心配りも欠かさない。「新卒や若い人を育てるのも企業の役目」「Uターン希望者の入り口を広げてあげるのも地場企業の役目」と語る小杉氏。「熊本で生まれ熊本で育てていただいた企業だからこそ、地域に恩返しがしたい」と熊本城マラソンやサッカーチーム「ロアッソ熊本」などに協賛している。今後もさまざまな地域貢献活動を推進していく考えだ。

 

熊本県内でトップクラスの管理物件数を誇る<㈱コスギ不動産>

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