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熊本県内の有効求人倍率が1.11倍 全国平均を上回る
熊本労働局が2020年10月2日に発表した2020年8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.11倍となり、前月比で0.02ポイント低下したものの、全国平均(1.04倍)を上回りました。
有効求人数は前月比4.7%増で、2か月連続で増加しています。また、正社員の有効求人倍率(原数値)は0.86倍で、前月から0.02ポイント低下し、先月に引き続き1倍を割る結果となりました。
新規求人数は前年同月比で23.3%減。主要産業別にみると、建設業(5.4%増)のみ増加し、製造業(32.1%減)、運輸業・郵便業(32.2%減)、卸売業・小売業(33.6%減)、宿泊業・飲食サービス業(51.6%減)、医療・福祉(14.4%減)、サービス業(他に分類されないもの)(30.1%減)で減少しました。
全国平均は1.04倍 下落は8カ月連続
厚生労働省が2020年10月2日に発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.04倍で、前月を0.04ポイント下回りました。これは6年7ヵ月ぶりの水準で、8ヵ月連続の悪化となっています。
8月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.9%増となり、有効求職者(同)は4.7%増となりました。また、新規求人(原数値)は前年同月と比較すると27.8%減となり、なかでも減少幅が大きいのは、宿泊業・飲食サービス業(49.1%減)、生活関連サービス業・娯楽業(41.0%減)、製造業(38.3%減)となっています。
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