インターネットを駆使し住宅業界に新風を巻き起こす 山鹿市初の上場企業 株式会社LibWorkの瀬口社長 | COCO COLOR KUMAMOTO(ココクマ) | 熊本で働こう!暮らそう!

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インターネットを駆使し住宅業界に新風を巻き起こす 山鹿市初の上場企業 株式会社LibWorkの瀬口社長

インターネットを駆使し住宅業界に新風を巻き起こす 山鹿市初の上場企業 株式会社LibWorkの瀬口社長

瀬口力(せぐちちから):株式会社LibWork・代表取締役社長。山鹿市出身。熊本大学大学院法学研究科修了。1999年、同院在学中に同社の前身㈱瀬口工務店入社。翌年現職就任。

「住宅」メーカーから「暮らし」メーカーへ

ココクマ編集部(以下、編集部)社名の狙いを教えてください。

瀬口力社長(以下、瀬口社長)今年4月に「株式会社エスケーホーム」から「株式会社LibWork」へ社名変更いたしました。新しい社名には「暮らしのネットワークを作りたい」という想いを込めています。

以前の「エスケーホーム」という名称は住宅メーカーとしてのブランド名を表していたのですが、我々は今後、不動産売買・賃貸、まちづくり、移住・・・と暮らしや住まいに関すること全てに取り組んでいきたいと考えています。今からの時代は「どんな物件に住みたいか」、ということよりも「どういう生き方・暮らし方をするか」ということを重視する傾向にあると思うのです。より柔軟に、細かなご要望に応えていくことのできる会社へ変化するという意思表示として、まずは社名を変更致しました。

編集部 社長歴も20年経ったのですね。

瀬口社長 会社を継いだ当時、ITを活用し急成長を遂げる企業を目の当たりにした経験から、インターネットを駆使した集客に注力してきました。昔は「インターネットで家が売れるわけない」と思われていましたが、時代の変化と共に、ますますインターネットの力が大きくなってきましたよね。

問い合わせも創業当時から大幅に増え、今は月に約300件程度あります。家を買うにしても、まずはインターネットで調べて、実物を見に行くという時代・・・。当社ではインターネットで集客し、展示場へ送客するためのノウハウを持っています。うまく「ネット」と「リアル」の融合を図ることが、今後さらに発展していくための鍵だと考えています。

この20年間は、父の考えていたことや父の成し遂げたかったことをやってきた20年だったと思います。上場というのもその集大成です。住宅メーカーで上場している企業は日本中で数十社もありませんし、住宅メーカーとしては父の想いを継いで、ある程度の形を残せたと思っています。

ただやはり時代の変化の中で求められるものも変化していて、住宅メーカーという形態だけではお客様にご満足頂けなくなってきました。「お客様に本当に合った暮らしや住まいを提供できるようになりたい」という私の想いを実現させ、さらにこの会社を発展させる次の20年にしようと思います。

「上場企業」という信頼と責任感

ココクマ編集部 具体的にはどのようにお考えですか?

瀬口社長 この3年以内に売上100億円、年間契約数500戸を目指します。エリア展開も広めるため、数年内には福岡市への進出も予定しています。

また、これまで見逃してきたビジネスチャンスも積極的に掴みに行きたいと考えています。見方や切り口を変えると、ビジネスはもっと面白くなると思うのです。例えば、山鹿市にも問題となっている空き家が数多くあるのですが、この古民家を当社でリノベーションして、日本古来の家屋に興味を持つインバウンド層をターゲットに民泊事業をするとか・・・。これからの時代・価値観に合った事業を展開し、結果として私たちの事業が地方創生・地域活性化・空き家対策などに繋がればと思っています。

ココクマ編集部 2015年に上場されましたが、その狙いは?

瀬口社長 100年企業にしたいという気持ちがありました。当社とお付き合い下さっているお客様と末永く信頼関係を築いていくために、また今まで会社のために尽力してくれた従業員さんの生活・家庭を守っていくためにも、どこかでパブリックカンパニーに変わる必要があるなと考え、上場を決めました。

結果として大きく変わったのは、事業提携など案件のレベルがこれまでとは明らかに変わってきたということ。上場もしていない地方の一企業であれば到底お会いできなかった方々とお会いできるようになりました。「リブワーク藤崎台球場」のネーミングライツに関しても、上場していなければ実現しなかったと思います。上場したことによって大きな信頼を得ているのを実感するとともに、上場企業としての責任を果たしていく必要があると身の引き締まる思いです。熊本で立ち上げたIPO支援の会も理事として関わらせて頂いていますし、若手経営者として熊本を盛り上げて行きたいですね。

また新卒採用など、より優秀な人材が来てくれるようになりました。来春も新卒が30名程入社します。上場のためには労務管理もきちんと行う必要があり、働き方改革も時代に先んじて取り組みましたので、社員にとっても働きやすい環境づくりができていると思います。ガバナンスもしっかりしてきましたし、社員も上場企業の社員としてどうあるべきか、意識するようになりましたね。

多種多様な人材の受け皿になる

ココクマ編集部 勤務環境についてはどのように改善されましたか?

瀬口社長 一つは人事考課制度の透明化です。社員一人ずつ、四半期ごとに100点中何点かという点数をつけます。全てデータ化していて、合格点に届かなくても自分に何が足りないのかデータで確認することができます。私は誠実・公平という価値観を大切にしていますので、しっかりと仕組みを作ったことで公平を担保できるようになったのではないかなと感じています。採用も公平に行っていますので、社員の半分は女性です。

また当社ではきちんと分業化を進めています。自分の仕事に集中できるという点でも働きやすさに繋がっていると思います。定期的なジョブローテーションで様々な仕事を経験して頂きますので、それぞれのやりたいこと・生活リズムに合った仕事を見つけることができますよ。例えば最近だと、元々営業の女性に設計の方でVRを作ってもらっています。文学部出身でVRの知識は無かったのですが、絵が上手だったのでVR作ってみたら?と提案しました。社員に場を与えるのも会社の役目だと思いますし、そうすることで社員も会社も成長すると思っています。

ハード面では来年の9月、熊本市内に新しいオフィスを構え一部本社機能を移転します。フリーアドレスはもちろん、くつろいで仕事をしたいという人向けのソファ席、スタバのような雰囲気でカウンターのあるカフェスペース、一人で籠りたいという人向けの個室と、その日の気分に合わせて働く環境を提供できるようなしかけも準備しています。

ココクマ編集部 求める人材像について教えてください。

瀬口社長 過去の経験等は気にしません。その人の意欲や人柄を大切にしています。むしろ、当社に足りないことは何なのかということを自ら考えて、生み出せる方が良いですね。当社でしっかり育てますので、必ず個々の花が開きますよ。

また暮らしに関すること全般を扱いますので、様々な人材が必要になります。例えば、遊びごころを持ったゲームクリエイターなど、暮らしに直接関係が無くても多種多様な方に入って欲しいという想いを強く持っています。

現在社員が130名程いますが、半分は20代、30代・40代が4割程度と本当に若い社員の多い会社です。私のビジョンとして100人の社長を育てたいと言っています。頑張れば関連会社の社長への道も拓けますし、チャレンジしたいという人も大歓迎ですよ。
様々な人材の受け皿になるためにも、会社の器をもっともっと大きくしていきたいですね。

ココクマ編集部 趣味を教えて頂けますか?

瀬口社長 趣味は読書と、最近は映画鑑賞も好きですね。夜中しか時間が空かないので、その時間にできることで考えついたのが映画鑑賞。時間も限られているので映画を見ながら、本も読みながら・・・という感じですが、この時間が一番くつろぎますね。

お付き合いで熊本市内での飲み会も多いので、よく「熊本市内に住んでいるの?」と聞かれるのですが、山鹿市内に住んでいます(笑)。どんなに遅くなっても山鹿に帰ってきますよ。やっぱり山鹿が落ち着きますからね。

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