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意外とデジタル通な熊本県民!?熊本市ではオンライン授業実施を計画
新型コロナウイルスの影響で、熊本市内の小・中学校では2020年5月6日まで一斉休校が決まっています。
入学式は学校再開後に延期され、放課後児童クラブ(学童保育)は開かれません。
休校期間中、子供の健康はもちろん、学力低下も心配になりますよね…。
熊本市ではオンライン授業を実施
熊本市教育委員会によると、授業時間の不足を補うため、小学校の3年生以上と中学生を対象にインターネットを通じた家庭でのオンライン授業を行うそうです。また、別途宿題も配布されるそうです。
(熊本市HPより)
オンライン授業は、各家庭で保有しているPCやタブレット端末、また学校が貸し出す端末を使用。
驚きなのは、熊本市教育委員会が3月下旬に実施したアンケートでは約3分の2の家庭が「遠隔授業に使える端末がある」と回答したというのです!
熊本県のデジタル環境は全国6位と上位!?
野村総合研究所が都道府県別にDCI(社会のデジタル化がどれだけ進んでいるかを示す指標)を推計したランキングで、なんと熊本県は全国6位にランクインしているのです!
上位の都道府県ほどデジタル活用能力が高く、デジタル環境も整備されているということになるため、熊本県は他道府県よりもかなり進んでいると言えます。
正直、とても以外ですよね…!
ランキングの上位は1位から順に東京都、滋賀県、神奈川県、埼玉県、京都府。次いで熊本県となっています。
中でも熊本県はデジタルスキル(基本的なソフトウェア利用能力やWeb構築能力など)で全国4位、ネット利用度でも5位と高い結果となっていたようです。
ちなみに7位以降は三重県、兵庫県、静岡県、石川県と続きます。
東京や神奈川など関東勢も上位に入ってきていますが必ずしも人口や経済規模はそこまで影響していないようです。
DCIとは、1.ネット利用、2.デジタルスキル、3.コネクティビティー、4.デジタル公共サービスという4つの項目で構成され、この4つの構成要素はさらに100以上の指標から構成されている指標です。
(参考:https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4492396500/toyokeizaia-22?p=TK)
様々な側面から見ると、熊本県の意外な(?)一面を知ることができますね。
全国でもあまり例がない自治体主導のオンライン授業が熊本市で進んでいることも納得です。
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