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熊本県2022年4月の求人倍率1.37倍、2か月連続減少
熊本労働局が2022年5月31日に発表した2022年4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.37倍で、前月よりも0.02ポイント減少し、2か月連続で低下となりました。また、全国平均の1.23倍を0.14ポイント上回り、全国では23位、九州では宮崎の1.40倍に次いで2位の結果に。
□有効求人数 38,639人(前月比1.8%増)2か月ぶりに増加
□有効求職者数 28,235人(前月比3.2%増)3か月ぶりに増加
□新規求人数 13,172人(前年同月比5.5%増)14か月連続増加
業種別では(前年同月比)製造業(20.6%増)、建設業(0.5%増)、運輸業・郵便業(9.6%増)、医療・福祉(12.5%増)、その他のサービス業(6.1%増)と増加し、卸売・小売業(9.3%減)、宿泊・飲食業(14.0%減)と減少しました。
▼全国平均は1.23倍で4か月連続上昇、完全失業率は2.5%で3か月連続で改善
厚生労働省による4月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.23倍で先月より0.01ポイント上昇し、4か月連続で上昇。
また、総務省が発表した4月の完全失業率(季節調整値)は先月より0.1ポイント減の2.5%で3か月連続低下し、改善傾向にあります。5月のGWに備えて人材確保の動きがあり、宿泊・飲食業の求人数が大幅に増加した模様。雇用情勢は緩やかに持ち直しの傾向にあり、完全失業率はコロナ禍が始まる前の2020年3月以来の水準まで回復しています。
▼熊本の状況は?
TSMCの進出に伴い、エンジニアを中心に求人は拡大傾向にあります。熊本へ工場を新設・増設するメーカーなどの誘致企業の動きも顕著になっており、TSMCの進出による需要の拡大を見越して設備投資をされる企業が多くみられます。一方では課題として、エンジニア不足や人材育成の部分があげられています。TSMCの工場建設をきっかけに、さらに多くの企業が集まり、熊本県内の雇用がますます拡大されるのではないでしょうか。
TSMCの採用はソニーセミコンダクタソリューションズ、デンソーとの合弁会社『Japan Advanced Semiconductor Manufacturing(JASM)』で募集も行われていますので、関心がある方は求人情報をチェックしてみてください。
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