お役立ち記事
民泊のススメ~ゲストハウスで叶う熊本の暮らし体験
みなさん、こんにちは!ココクマ編集部です。
最近よく耳にする”民泊”。
ここ数年、ネット経由で個人同士が空き部屋を貸し借りするという仲介サービスが急激に普及しましたよね。
もしかしたら利用されたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
実はここ熊本にもユニークな取り組みで注目される民泊施設があるんです!
解体寸前の町屋を再生した”GuestHouse426”
風情ある町並みの新町古町地区。
この地区には職住一体となった造りの町屋が点在しています。
落ち着いた色合い・ノスタルジックで歴史を感じる景観は大都市にはなかなかないものです。
熊本地震から今年で3年・・・町屋の数は激減してしまいました。
地震前にこの地区にあった400棟超える町屋の数は、今や200棟を割っているそうです。
元々、後継者不在・管理者の高齢化による維持管理の難しさなどで町屋はだんだんと減っていましたが、地震による家屋のダメージや、市の公費解体が町屋の衰退に拍車をかけてしまいました。
この地区にあった町屋が次々と取り壊され、更地になっていく様子を見て、私はさみしく思っていました。
その一方で、解体の危機に瀕する町屋を再利用しようとする動きが・・・
親族が所有する町屋が熊本地震をきっかけに解体するかしないかという状況というのを耳にした早川さんご夫婦。
町屋の活用を提案し、自らリノベーション。一棟貸しのゲストハウスとして生まれ変わらせたのが”GuestHouse426”です。
築180年の伝統的な町屋
なんと町屋は築180年の天保時代に建てられたもの。
今から約140年以上前の西南戦争では焼け野原だった熊本。この地区は奇跡的に難を逃れ、この町屋は今に現存しています。
予約客は東アジアからの外国人観光客が多いそうで、日本の伝統的な町屋暮らし体験ができると大人気。
また、観光客のみならず市民の宿泊利用もあるそうで、DVDをゆっくり見たい、同級生との飲み会に利用したい、休日をゆっくり過ごしたい・・・などリラックスや気分転換での利用が多いとの事。GuestHouse426にはキッチンがあり自炊が可能なので、ホテルや旅館といった単なる「宿泊場所」としての利用ではなく、「暮らしてる」ような感覚で利用することができます。
今までで一番長かった方は、なんと3週間滞在されたそう。
ここでの暮らしを気に入り、なんと県外から熊本に引っ越しを決めたそうです!
「熊本で暮らしたい!」とU・Iターンを考えている方は、事前にこういったゲストハウスを利用して熊本の暮らしを気軽に体験してみてはいかがでしょうか?
GuestHouse426の予約は、大手の民泊紹介サイトから予約ができます。