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インクルーシブ遊具で遊ぼう!西原村「どんぐり広場」~空には飛行機も見れちゃう!?~
最近よく耳にする「インクルーシブ公園」という言葉。皆さんはご存じですか?「障がいの有無に関わらず、誰もが一緒に楽しく遊べる公園」のことです。年齢や性別、身体的能力などを問わず、どんな人でも利用できる、ユニバーサルデザインの遊具などが取り入れられていることが、インクルーシブ公園の特徴です。
2024年4月1日、阿蘇くまもと空港にほど近い「熊本県阿蘇郡西原村」にインクルーシブ公園である「どんぐり広場」がオープンしましたので、ご紹介します。
インクルーシブ公園が魅力の「どんぐり広場」
欧米ではすでに一般的だったインクルーシブ公園。
日本国内では2020年、東京都に初めて誕生しました。その後、2022年に九州初となるインクルーシブ公園「平成中央公園」が熊本県南区に造られ、次いで県内2か所目となるインクルーシブ公園が、今回ご紹介する「どんぐり広場」です。
熊本地震後、仮設住宅として使用されていた場所を、子どもたちが安全に楽しむことができる新たな遊び場として活用しています。
公園内には、インクルーシブ遊具・大型複合遊具・幼児遊具・休憩スペースなどがあります。
車社会の熊本県では嬉しい広い駐車場、敷地内には、体育館や広い運動場、銀行ATMまで完備。
公園はフェンスで囲まれていて、地面は人口芝、土、ゴムマットのいずれかになっており、子どもたちが思い切り体を動かして遊べるような安全仕様になっています。
この日は天気も良く、日陰やテントで昼食を食べている方も沢山いました!
阿蘇くまもと空港から車で6分ほどの場所にあるため、飛行機の姿を見られることも多く、飛行機好きの子どもはテンションが上がること間違いなしですよ。
遊具は、その名の通り、小さな子どもから大人まで一緒に遊ぶことができるものばかり。
「コージードーム」の中に入ってみたり、上に登ってみたり。床が柔らかい素材なので、少しくらい転んでも平気です。
大きな遊具だけでなく、2歳の子どもでも一人で登って、滑ることのできる小さな滑り台もあるので、子どもの年齢にあわせて遊ぶことができます。
乗る人、回す人、みんなで協力して遊ぶ遊具「オムニスピナー」が、順番待ちの一番人気でした!定員8名まで乗れるので、回って楽しんでいるうちに知らないお友達ともすぐに仲良しになれる遊具でもあります。
他の公園ではなかなか目にすることができない、安全サポート付きのブランコ。これなら、まだ一人でブランコに乗れない小さな子供も、自分の力でブランコを楽しむことができます。
どれもこれも、体中を使って、五感で楽しむことができる遊具ばかり。場所も、熊本市内中心部から阿蘇方面へのドライブがてらに寄ることができる、道路沿いに位置しており、とても便利でおすすめです。
子どもたちは楽しすぎてなかなか帰りたがらないですが…それだけ魅力ある遊具が満載の公園です。
どんぐり広場
-住所:熊本県阿蘇郡西原村小森3165
屋外での遊びは子どもにとって、心と体の成長に携わる大切な場所。
だからこそ「どんな子でも成長機会を損なわず、一緒に遊べる公園」であるインクルーシブ遊具のある公園は嬉しいですね。
皆さんも次の休日、ぜひお子さんを連れて「どんぐり広場」のインクルーシブ遊具で遊ばれてみてはいかがでしょうか。