駐車場事業の新たな展開で熊本市中心市街地の活性化に取り組む 株式会社パスート24の増永社長 | COCO COLOR KUMAMOTO(ココクマ) | 熊本で働こう!暮らそう!

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駐車場事業の新たな展開で熊本市中心市街地の活性化に取り組む 株式会社パスート24の増永社長

駐車場事業の新たな展開で熊本市中心市街地の活性化に取り組む 株式会社パスート24の増永社長

増永 創(ますながはじめ):株式会社パスート24・代表取締役社長。熊本市出身47歳。熊本北高校―九州産業大学工学部建築学科卒業。設計事務所勤務を経て、2001年㈲中央増永企業に入社。14年から社長を兼務。8年4月㈱パスート24入社。12年執行役員経営企画室室長、14年取締役、15年常務取締役、17年専務取締役、18年10月現職就任。

中心市街地の活性化に寄与できる駐車場づくり

ココクマ編集部(以下、編集部) 事業内容を教えてください。

増永創社長(以下、増永社長) 駐車場・駐輪場の運営管理やコンサルティング業務を手がけています。現在は熊本市内を中心に、自走式駐車場5カ所、機械式2カ所、コインパーキング30カ所以上、駐輪場(民営9カ所・市営の指定管理5カ所)を運営しています。

駐車場事業はAIやIOTの利用、自動運転などの技術革新が進む中、事業形態の転換期にあると考えています。例えば、現在は黎明期であるカーシェアリングが益々普及すれば、駐車場の必要性が変わってきますし、自動運転が本格的に普及すると駐車場の存在意義が変わってきます。また、人口減少が進む地方都市においては、今まで以上に街づくりとの関わりを高め、地域と協調しながら事業を展開していく必要性を感じています。とは言え、時代の変化を見据えながら事業を構想することで、駐車場だけでなく様々な事業を成長・発展させる可能性は十分あると考えています。

よってこれから、新規事業への参入や収益性の向上、財務体質の改善を図り、地方都市ならではの駐車場事業を軸とした総合的な施設運営会社を目指していきたいと考えています。

編集部  「パスート」ブランドは浸透してますよね。

増永社長 ありがとうございます。おかげさまでたくさんのお客様にご利用いただき、信頼頂いているブランドに成長できたと考えています。親会社にあたる「日本パスート㈱」の設立が1998年で、熊本を中心に九州各地の立体駐車場の企画・設計・施工を行ってきました。その後2001年に「パスート24㈱」を設立、中心市街地の活性化に寄与できる駐車場をつくりあげることを目標にしてきました。

また、2012年には新規事業として駐輪場事業を開始し、熊本市の指定を受け「くまもとまちなか駐輪場」の運営を開始。現在は熊本市営駐輪場の指定管理も実施しており、熊本市中心市街地の駐輪台数の約95%を弊社で管理するところまで成長しました。編集部 自社物件ですか?

増永社長 自社物件もありますが、立体駐車場に関してはオーナーが保有する物件がほとんどです。弊社が得意とする遊休地活用のための立体駐車場経営の提案では弊社で企画開発した物件を不動産ファンドに保有してもらうなど様々なパターンを使って建物を完成させ、その後の稼働率の高い駐車場を運営し事業を継続的に成功へと導くことが、我々の得意とするところでもあります。パスートグループでは、企画から設計・施工、運営・管理まで一貫してサポートできるところが一番の強みです。

温かみのある心の通う駐車場運営

編集部 駐車場事業では差別化は図りにくいのではないですか?

増永社長 私は、「温かみのある心の通う駐車場を継続し、若い視点で新たな事業の実現を目指してもらいたい」という創業オーナーの意志を受け、2018年10月に代表取締役社長に就任しました。全国的にも駐車場が無人化に進む中、「人がいないとできないサービスがある」と考え、有人管理を強化していくことで競合他社との差別化を図っていきます。一般的に駐車場目当てにお客様が来られることはありません。ほとんどの方が駐車場を選ぶ基準は目的地の周辺にあり料金が安いがことだと思います。

しかし当社は、あえてそこに人を配置し人との繋がりをつくり、その安心感を基に駐車場を選んでいただけるように日々努力しています。地方都市の駐車場では日常的に車で移動するお客様が多数いらっしゃいます。それは毎日の通勤に車を利用され毎日駐車場に止めて仕事に行かれる方々です。つまり交通インフラの一つとして駐車場が機能していることとなります。その場合、安心安全で快適であることがそう一つの判断基準になり得ることを私達は経験的に認識しています。難しいことではなく、人として当たり前のことを当たり前に続けていくことで「あの人がいるからココに停めよう!」と思っていただけるのです。人とのつながりを大切にする駐車場が地域活性化の一助となることがある、そのような施設を私達は作り上げていきたい。これからも創業経営者の想いである「人の温かみのある、笑顔が溢れる駐車場づくり」に拘っていきたいと考えています。編集部 そうすると人材確保がカギになりますね。

増永社長 現在も既に人員不足は深刻です。それもあり、全国の駐車場では完全無人化が進んでいくのでしょう。しかし、弊社ではあえて有人管理の駐車場で差別化を図り、人の温かみがある、笑顔あふれる駐車場、お客様に選んでいただける駐車場をつくりあげていきたいと考えています。

そのためにも現在は人財教育に関する仕組みをつくりあげる事に注力しています。人を大切にすることは会社を強くする根幹であり、事業を成功させるには、人の成長が不可欠だと考えています。ですから、待遇改善や各部門での業務内容の改善・強化・マニュアル化を通じ、より良い職場環境づくりを進めていきたいと考えています。

時代の変化をキャッチし新たなサービスを模索

編集部 今後の事業展開は?

増永社長 2019年4月から辛島公園地下駐車場の指定管理業務を共同企業体で受託しています。桜町再開発エリアの提携駐車場となりますので、商業施設と連携した割引認証システムの導入など利便性の向上を図っていきます。また24時間化に伴い、カメラの設置台数を増やし、安全性を高める計画です。またこのカメラにはAIと連動した機能を付け、満車・空車の情報を今までより詳細に分かりやすく表示するとともに、商業施設へスムーズにアクセスできるようなシステムをつくりあげていきます。

コインパーキング事業の中でも郊外型駐車場の需要に可能性を感じています。水前寺などの居住エリアだけでなく郊外のパークアンドライド駐車場など様々な形式の駐車場を幅広く取り扱っていくことで、地域の方々の利便性向上に、役立てるのではないかと考えています。加えて、熊本市での成功事例を踏まえ、九州他県でも、そのノウハウを生かした有人管理の駐車場を展開していきたいと考えています。

編集部 趣味を教えて下さい。

増永社長 趣味はランニングです。熊本城マラソンはこれまでに6回参加しました。ベストタイムは3時間50分くらいですが、もう二度と無理と思っています…(笑)。以前は月に100~150kmは走っていたのですが、社長に就任してから中々練習できていなくて、だいぶ体力落ちました。ですが社長業は体力勝負だとも感じていますのでこれからもトレーニングを継続し、最低でも年に1回はフルマラソンにチャレンジしていきたいと思います。あとは読書や映画鑑賞には時間を割いてますね。

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