熊本県内トップクラスの印刷会社 テクノロジーを導入し新時代へ挑戦する 株式会社ダイケン 松茂社長 | COCO COLOR KUMAMOTO(ココクマ) | 熊本で働こう!暮らそう!

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熊本県内トップクラスの印刷会社 テクノロジーを導入し新時代へ挑戦する 株式会社ダイケン 松茂社長

熊本県内トップクラスの印刷会社 テクノロジーを導入し新時代へ挑戦する 株式会社ダイケン 松茂社長

松茂信吾(まつもしんご):株式会社ダイケン・代表取締役社長。熊本市出身。多摩美術大学大学院卒業後、東京芸術大学助手、映像制作会社勤務を経て、2006年に同社入社。2014年3月に現職就任。26歳から約10年間、多摩美術大学の非常勤講師を務める。

「他社にできない提案」を実現できる総合力

ココクマ編集部(以下、編集部)県内トップクラスの印刷会社ですね。

松茂信吾社長(以下、松茂社長)ありがとうございます。当社は1985年創業、印刷業を中心に広告企画制作、事務機器・OAサプライ販売、ブライダルに関わるペーパーアイテムの企画・販売など多彩な事業を展開しています。当社の強みは企画・制作といったクリエイティブワークと印刷・製造工程の両方を兼ね備えていること。お客様の様々なご要望にワンストップでお答えすることができ、さらに「他社にできない提案」を実現できる総合力があります。

現在、関連会社も入れてスタッフ115名、そのうちデザイナーが40名在籍しています。交代制による24時間対応の制作体制を敷いているため、打ち合わせの翌朝にはラフデザインが完成するというスピーディーな対応が可能です。熊本地場企業をはじめ、阪急交通社様、本間ゴルフ様など県外の大手企業からも多数ご注文頂いています。

編集部 熊本地震以降、苦しい状況もあったとか・・・。

松茂社長 元々ペーパーレス化などで印刷業界のシュリンクが叫ばれており、受注自体も少なくなってきていました。地震以降はそれがさらに減少して、県外に流れてしまったのです。熊本県内の印刷会社は軒並み10%位は売上が下がったと思います・・・。現在は少しずつ持ち直してきていますが、改めて会社の基盤を強くするための取り組みを展開しています。

その一つが設備投資です。熊本地震で壊れてしまった2台の印刷機を、最新鋭のハイデルベルグ社の印刷機に買い換えました。特殊かつ彩度の高い印刷を可能とする優れた性能はもちろん、一番重要視したのは、従来の印刷機に比べると人手がほとんどかからない点です。例えばこれまでの印刷機ですと、インクの入ったドラムや版を手作業で掃除する必要がありましたが、ハイデルベルグ社の印刷機は全自動で行ってくれます。

また、最近は全品検査を行うカメラも導入しました。従来の印刷機では印刷の仕上がりを確認するために、その都度印刷のスピードを落とす必要がありました。今回導入したカメラはAIがミスプリントを検知して、ミスがあれば付箋を挟んでくれます。この2つを整備している会社は熊本にはほかに無いと思います。

編集部 生産性アップ・人件費カットに繋がりますね。

松茂社長 私は自分で財務も行っていますので、やはり会社が長く続いて行くためにはどうしたらいいか、盤石な基盤を築き社員を守っていくためにはどうすればいいかを一番に考えます。印刷機選びにしても、長い目で見れば経営を圧迫するであろう人件費をカットできる方を選びました。人手がかからないことで社員の残業も減りますし、職人が職人らしい仕事に専念することもできます。

厳しい局面もありましたが、自らが財務を行うことによって経営判断を早く行うことができますし、業績も安定してきています。まだまだ勉強が必要な部分もありますが、強い会社づくりを目指して頑張りたいですね。

テクノロジーの導入で時代を生き抜く

編集部 最近はアプリの制作も行っていらっしゃるとか・・・。

松茂社長 より効率よく、幅広い層のお客様から受注を受けるためアプリの制作もスタートさせました。例えば、「フォトイノシシさん」という来年2019年の年賀状を作成できるアプリでは、写真や文章・送り先を入力すると簡単にデータを作成することができ、さらにそれを当社で代行して発送することができます。代金はクレジットカードかポイントでお支払い頂けますので、間に人が介することがありません。

また「マリーと招待状」というアプリでも、簡単に招待状のデータを作成することができます。こちらはコンビニでの印刷も可能ですが、当社での印刷へ繋げたりということもしています。

時代が変化しても、紙というツールはずっと残り続けると思います。最近は、Amazonもあえて紙のDMでニーズ喚起を行いますし、プレゼントを贈るときにあえてカードを書きたいとか・・・ニッチなニーズは山ほどあると思うのです。幸い現代は、ニッチなものが必要としている人に届く時代です。狙いを澄ましていけば、必ず活路が見いだせると思っています。

編集部 テクノロジーを積極的に取り入れていらっしゃる印象です。

松茂社長 ここ数年、時代の変化・進歩をひしひしと感じるのです。10年前のパソコンに比べたら、この小さなスマートフォンの性能や処理スピードって比べものにならないですよね。逆に言えば10年前にこんなことが予測できただろうかと・・・。これから10年後は、「アプリ?そんなめんどくさいものもう使わない」という時代になるかもしれない(笑)。さらにはAIの進歩によって人が取って代わられると言われていますよね。ビジネスには「人・モノ・カネ・情報」が必要だと言われますが、情報が溢れすぎて、これを処理して判断できるのはAIだけになってきています。

この流れに乗じて行かなければ、会社が生き残る道は無いと思うのです。先見の明を持って、今後も最新のテクノロジーに投資していきたいと思います。そうすることで、地方のこんなに小さな会社でも、東京の会社に負けないものを作ることができるのではないかと・・・。感度を上げ、私たちにしかできない特色あるモノ・サービスをもって県外に出て行くことが、今後必要不可欠であると思います。

AIの判断よりも「自分らしさ」を

編集部 どのような人材を求めていらっしゃいますか?

松茂社長 弊社には「コミュニケーション・アイデンティティ・エンジョイ」という理念があります。お客様、同僚、コンピューターに対しても、積極的にコミュニケーションを取れる人が良いですね。アイデンティティは「その人らしさ」です。当社では個人個人の「らしさ」を大切にしますので、「自分」を持っている人が好ましいです。

最後に仕事を楽しめる人。せっかく日々やるのだから、楽しい方がいいですよね。今後もしAIに判断をゆだねる時がきても、最終的にジャッジするのは人間だと思います。「AIはこう言ったけど、こっちの方が楽しそうだからこっちにしよう!」と、ユーモアを持って仕事に取り組める人は大歓迎です。

編集部 趣味を教えてください。

松茂社長 ゴルフです。大体週に1回くらいのペースで行っています。お誘いいただく事が多くて、お付き合いがほとんどですね。自分から誘ってまでいくことはありません。スコアは…。楽しくゴルフすることを心掛けています。(笑)

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