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熊本県内の有効求人倍率が1.40倍 全国平均を上回る
熊本労働局が2020年4月28日に発表した2020年3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.40倍で、前月比で0.05ポイント低下したものの、先月に引き続き九州では最も高い求人倍率(福岡では1.34倍、次いで大分で1.32倍)、また全国平均(1.39倍)も上回りました。
全国平均の1.39倍は2016年9月以来、3年半ぶりの低水準となりました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のための外出自粛要請の影響を受け、全国的に宿泊業や飲食業を中心に有効求人数が減っています。
正社員の有効求人倍率(原数値)でも1.03倍と、前年同月を0.10ポイント下回る結果となったものの、依然として1倍を超える状況が続いています。
新規求人数は運輸業や小売業で増加
新規求人数を主要産業別にみると、建設業(17.9%増)、運輸業,郵便業(9.1%増)、卸売業・小売業(27.5%増)で増加し、製造業(13.7%減)、宿泊業・飲食サービス業(19.3%減)、医療・福祉(2.0%減)、サービス業(他に分類されないもの)(18.8%減)で減少しました。
全国と同じく、外出自粛の影響で客足の減っている宿泊業・飲食サービス業で大幅に減少し、卸売業・小売業で増加する結果となりました。
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