お役立ち記事
街中で大道芸!?Street Art-plexとは
みなさん、こんにちは!ココクマ編集部です。
先日、仕事帰りに上通り・下通付近を歩いていると、いたるところに人だかりが・・・。近づいて見てみると、なんと色鮮やかな衣装にメイクを施した大道芸人の方が様々な芸を披露されている最中!老若男女問わず、多くの見物人のみなさんが真剣に見入っていらっしゃいました。賑やかでとても楽しそうな雰囲気にひかれ、私も少し見物して帰ることにしました。
Street Art-plexとは?
今回の大道芸をはじめ、九州最大規模の路上ジャズフェスティバルである「JAZZ OPEN」や、音楽・舞踏・市街劇・グラフィック・立体作品など、様々な表現スタイルを同時進行でストリート上に展開する「EXTRAVAGANZA(エクストラヴァガンザ)」等のイベントを開催している「Street Art-plex(ストリートアートプレックス)」。
相次ぐ郊外大型ショッピングモールの出店により、中心市街地の落ち込みが懸念されていた2002年頃からスタートした取り組みで、実行委員会は下通繁栄会・上通商栄会・新市街商店街振興組合・シャワー通り商店会・城見町全栄会・安政町商興会と、熊本市・熊本商工会議所、その他有志の方々で構成されています。
市民・行政、そして表現者が一体となり、中心市街地を舞台に多様で上質な文化を発信し、街を盛り上げようとするこのプロジェクト。スタートして約17年も続いているなんて、すごい取り組みですよね。
全国の表現者が熊本に集結
今回も全国各地からパントマイム・ジャグリング・クラウンなど様々な大道芸パフォーマーが来熊。街中のあちこちで笑いや驚きの声が上がっていました。特に小さな子供たちが、きらきらとした瞳でパフォーマンスを見つめている風景に、癒しと安心感を覚える私・・・。すごいことには素直に「すごーーい!!」と言って、力いっぱいの拍手を送る子供たちの無垢な表情を見ていると、こういう子供の表情が見れる熊本ってやっぱり良いな、としみじみ感じました。
先日の記事でもお伝えした通り、下通のパルコが来年2月に営業終了するなど、時代の変遷の中で少しずつ変わってゆく熊本市中心市街地。しかしこれからもこの熊本で一番の愛される繁華街として、ずっと変わらず在り続けてほしいなと思います。
次回のイベントは?
次回は、偉大な作曲家の命日にその作曲家を偲び開催する音楽イベント、「グレート・コンポーザー・メモリアルシリーズ」です。3月に命日を迎えるベートーヴェン・ドビュッシー・ラフマニノフにちなんだメモリアルコンサートを開催されます。観覧料はもちろん無料。この機会に、クラシックの名曲を堪能してみてはいかがでしょうか。
Great Composer Memorial Series
Beethoven , Debussy & Rachmaninov Concert2019
SAP vol.245
日時/2019年3月28日(木) 18:30~19:40
場所/熊本市上通パビリオンギャラリー
ゲスト/山本 裕康(チェロ) & 諸田 由里子(ピアノ)
【曲目】
ベートーヴェン:メヌエット、ソナチネ ト長調 第一楽章、ソナタ作品49-2
ドビュッシー:ヴァイオリンソナタト短調、前奏曲集第二巻より「花火」
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」より作品39-8、39-9、前奏曲集よりト短調 作品23-5、
ゲスト演奏
ドビュッシー:チェロソナタニ短調
ラフマニノフ:チェロソナタト短調 第三楽章、ヴォーカリーズ