お役立ち記事
「荒尾市立図書館」「不知火美術館・図書館(ツタヤ図書館)」がリニューアルオープン
2022年4月に熊本県内でリニューアルされた図書館を今回はご紹介します。
以前の図書館とはイメージが変化していて、現在のニーズにマッチした新たな図書館サービスを提供。サービス内容も多様化しているので、家族でのお出かけスポットとしても良さそうです。
◇荒尾市立図書館
「あらおシティモール」の2階に2022年4月1日に移転オープン。
フロア内のスペースは本の広場として「紀伊國屋書店」と「シアトルズベストコーヒー」が併設されています。
荒尾干潟をイメージデザインされた図書館はあちらこちらで海を感じさせるゆったりした空間となっています。
デザインも洗練されてておしゃれです。
「親子・児童のゾーン」が別に設けられているため、小さいお子様連れの人も気兼ねすることなく、安心して図書館を楽しめます。
「お話のへや」では靴を脱いでくつろぎながら読書ができ、奥の方には隠れ家的なスペースもあるため、子供たちにとっては秘密基地のような空間で本を楽しむことができます。大型の絵本も充実しているので読み聞かせなどにも最適です。
郷土の資料も充実しており、市民展示・交流スペースなどもあります。
デジタルライブラリーではデジタル機能が充実しており、電子書籍の表紙が万華鏡のように映し出される機能やオンライン授業ができるスタジオや学習まんがを見ることができる設備なども整備されています。
住所:荒尾市緑ヶ丘1丁目1-1 あらおシティモール 2階(南西部分)
所蔵数:約15万冊(目標)
開館時間:10:00~20:00
休館日:毎月月末(土曜日・日曜日、祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日から1月3日)、特別整理期間(年1回、7日間程度)
https://www.arao-lib.jp/
◇不知火美術館・図書館
2022年4月3日に県内初の「TSUTAYA図書館」が宇城市にオープン。施設内には「スターバックス」が併設されています。
宇城市は直営から民間委託に切り替えることになり、今回、蔦屋書店などを運営するカルチャ・コンビニエンス・クラブが、武雄市(佐賀県)、海老名市(神奈川県)、多賀城市(宮城県)、高梁市(岡山県)、周南市(山口県)、和歌山市(和歌山県)に続いて手掛ける7か所目となる公立図書館です。
貸出図書以外に雑誌などの販売書籍もあり、LINEを使った書籍の予約や貸し出しが可能です。
また、熊本地震の仮設住宅などを再利用した「こども絵本のいえ」では、約1万冊の絵本を親子で楽しめる空間となっています。
こちらは本の貸し出しだけではなく、知育玩具1つにつき1回1時間利用の貸し出しサービスも。おべんとうタイム(平日午後12時~13時)では、子供と一緒に持ち込みの食事を食べることもできます。
美術館は参加・体験型となっており、展示室を借りて作品展示を行うことが可能です。
また、宇城市や熊本県にゆかりのあるアーティスト、クリエイターの作品や工芸品を中心にセレクトされたミュージアムショップもあります。
住所:宇城市不知火町高良2352
開館時間:9:00~21:00
休館日:なし(365日年中無休)
https://www.museum-library-uki.jp/
どちらも小さいお子様連れで楽しめる図書館となっていますので、ぜひ足を運んでみてください。