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株式会社肥後銀行「SDGs教育テーマパーク」を2024年10月、阿蘇くまもと空港に開設
2024年10月、株式会社肥後銀行が最先端のSDGsを学び、発信するテーマパークをコンセプトに、阿蘇くまもと空港に「SDGs教育テーマパーク」を開設・運営します。
金融機関がSDGsをテーマに専門の教育施設を設けるのは全国初。近年、世界中で課題とされている「持続可能な開発目標(SDGs)」について学ぶ新たな教育施設となります。また、2023年3月に新旅客ターミナルがリニューアルオープンし、熊本県内外で話題となっている阿蘇くまもと空港についても併せてご紹介いたします。
SDGs教育テーマパークとは
▼完成イメージ(画像は阿蘇くまもと空港HPより)
県内外から熊本を訪れる修学旅行や社会科見学の児童・生徒などを対象とした最先端の SDGs を学べる教育テーマパーク。
そらよかエリアにあるビジターセンター内の一部(約1300平方メートル)を株式会社肥後銀行が賃借し、開設・運営を行います。ワークショップや企業・自治体の展示などで SDGs について学び、その後のフィールドワークで体感型の教育プログラムなどを行う予定です。
地球温暖化や脱炭素などの世界規模の課題だけではなく、防災や地下水の保全など、熊本ならではの教育プログラムを企画しているそうです。施設内での学びだけでなく、地熱発電所や地震遺構を実際に訪れて学習を行うコースの開発も検討中のようですので、参加される方にとって体感型の記憶に残る学習ができそうですね。
進化する阿蘇くまもと空港
熊本地震からの創造的復興のシンボルとして2023年3月に新旅客ターミナルビルがリニューアルオープンし、熊本城をイメージした斬新な内外装の新ターミナルや、展望デッキ、30以上の店舗など、飛行機を利用する人だけでなく、搭乗しない人にとっても気軽に利用できる空港となっています。
搭乗時間ギリギリまでショッピングやグルメを楽しむことができる搭乗待合エリアや、熊本・九州を味わうことができるショップやレストラン、無料のキッズスペースなど、より快適な空港に進化しています。
阿蘇エリアの観光タクシー「阿蘇らくらくWebタクシー」専用の乗り場も新たに設置されるなど、観光周遊もますます便利に…。
商業棟エリア「そらよかダイニング」、パークエリア「そらよかパーク」、別棟「そらよかビジターセンター」からなる「そらよかエリア」の全面開業予定は2024年秋頃になっていますが、「そらよかダイニング」では、県内初出店となる「ポーたま」が2023年12月、西日本初出店となる「格之進ハンバーグ」が2024年4月から営業を開始しており、全面開業に向け、他にも新しい店舗が続々とオープン予定です。
▼こちらのリージョナルキャリア熊本ブログでも、阿蘇くまもと空港についてご紹介していますので併せてご覧ください。
現在整備中のイベントスペースや子どもたちの遊び場となる屋外広場「そらよかパーク」のオープンも控えており、熊本をビジネスや観光で訪れる人の玄関口としてだけでなく、新たな熊本のレジャースポットとしても楽しめそうです。
阿蘇くまもと空港の建物は、大地震にも耐える構造で、通信・上下水道などの各種ライフラインを確保、災害時でも安全安心を提供できる造りになっており、「2050年カーボンニュートラルの実現」に向け、脱炭素に向けた環境への配慮やファストトラベルを推進する最先端機器を導入しています。
株式会社肥後銀行は、九州フィナンシャルグループの「サステナビリティ宣言」に基づき、「サステナビリティ全体構想」を制定されています。そんな阿蘇くまもと空港と株式会社肥後銀行の協力により実現した「SDGs教育テーマパーク」の開設。これをきっかけにSDGsへの興味関心の高まりや行動が、熊本から全国へと広がっていけばと思います。