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熊本県2025年7月の求人倍率1.17倍-先月より低下
熊本労働局が2025年8月29日に発表した2025年7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.17倍で先月より0.01ポイント低下。また、全国平均の1.22倍を0.05ポイント下回りました。全国では20位、九州では佐賀(1.27倍)、大分(1.25倍)、宮崎(1.22倍)に次いで4位の結果に。
参照:熊本労働局 一般職業紹介状況
□有効求人数 33,269人(前月比1.2%減)2か月連続で減少
□有効求職者数 28,442人(前月比0.1%増)3か月ぶりの減少
□新規求人数 11,114人(前年同月比2.3%減)3か月連続で減少
業種別では(前年同月比)、製造業(3.1%増)、運輸業・郵便業(25.4%増)、サービス業(他に分類されないもの)(2.3%増)、で増加となり、建設業(6.2%減)、卸売業・小売業(13.6%減)、宿泊業・飲食サービス業(25.3%減)、医療・福祉(4.3%減)で減少となりました。
▼全国平均は1.22倍で先月と同等、完全失業率は2.3%で先月より低下
厚生労働省による7月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.22倍で先月と同水準でした。
産業別にみると、教育,学習支援業(9.8%増)、情報通信業(2.7%増)、サービス業(他に分類されないもの)(2.2%増)で増加となり、宿泊業・飲食サービス業(9.7%減)、卸売業・小売業(4.7%減)、生活関連サービス業,娯楽業(3.6%減)などで減少となりました。
また、総務省が発表した7月の完全失業率(季節調整値)は2.3%となり、先月から緩やかに改善しています。完全失業率はコロナ禍前とほぼ同水準まで回復しており、一方で自己都合による離職は減少傾向にあります。今後の雇用動向については、引き続き注視が必要です。
▼熊本の状況は?
食料品製造業が前月比13.9%増と3カ月ぶりにプラスに転じました。複数企業による生産増加に加え、これまで求人を控えていた企業が新規採用を始めたことが要因とみられます。一方、建設業は6.2%減と2カ月ぶりのマイナス。求人時期のずれが影響したとされますが、依然として人手不足の状況は解消されていません。8月の大雨や物価高騰などが雇用に与える影響については、今後も引き続き注視が必要です。
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