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熊本県2023年3月の求人倍率1.41倍-3か月ぶりに低下
熊本労働局が2023年4月28日に発表した2023年3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.41倍で、先月より0.04ポイント下回り、3か月ぶりに低下しました。また、全国平均の1.32倍を0.09ポイント上回り、全国では18位(宮城・愛媛・群馬と同水準)、九州では大分(1.47倍)、宮崎(1.46倍)に次いで3位の結果に。
参照:熊本労働局 一般職業紹介状況
□有効求人数 38,964人(前月比3.0%減)3か月ぶりに減少
□有効求職者数 27,677人(前月比0.2%減)2か月ぶりに減少
□新規求人数 13,826人(前年同月比4.0%減)3か月ぶりに減少
業種別では(前年同月比)卸売・小売業(10.4%増)、その他のサービス業(11.3%増)で増加し、建設業(18.2%減)、製造業(28.7%減)、運輸業・郵便業(10.7%減)、宿泊・飲食業(17.8%減)、医療・福祉(5.2%減)で減少しました。
▼全国平均は1.32倍、完全失業率は2.8%で先月より悪化
厚生労働省による3月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.32倍で先月から0.02ポイント低下、3か月連続で低下となりました。
また、総務省が発表した3月の完全失業率(季節調整値)は2.8%で、先月より0.2ポイント増となり、2か月連続で悪化しております。
新型コロナウィルスの状況が落ち着き、経済活動が活発化する中、より好条件の仕事を求める人が増加したことが要因とみられています。
▼熊本の状況は?
産業別での新規求人は、卸売・小売業やその他のサービス業では増加しており、コロナ禍が落ち着き回復傾向にあります。
一方で、製造業は28.7%減と2か月連続で低下しており、特に半導体関連の「電子部品・デバイス・電子回路製造業 」が64.2%減と大幅に減少しています。半導体市場が世界的に調整局面にある影響から半導体関連の製造業で求人を控える傾向にありますが、県内ではTSMCの進出に伴い、工場増設・新設や進出企業も相次いでいるため、雇用は長期的に拡大するとみられています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時からすると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多く、すぐに充足してしまうことが多々あります。一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
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