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熊本県2023年1月の求人倍率1.44倍-3か月ぶりに上昇
熊本労働局が2023年3月3日に発表した2023年1月の有効求人倍率(季節調整値)は1.44倍で、先月より0.04ポイント上回り、3か月ぶりに上昇しました。また、全国平均の1.35倍を0.09ポイント上回り、全国では22位、九州では大分(1.46倍)に次いで2位(宮崎と同水準)の結果に。
参照:熊本労働局 一般職業紹介状況
□有効求人数 39,874人(前月比1.4%増)2か月ぶりに増加
□有効求職者数 27,602人(前月比1.4%減)3か月ぶりに減少
□新規求人数 14,720人(前年同月比0.5%増)2か月ぶりに増加
業種別では(前年同月比)運輸業・郵便業(3.6%増)、宿泊・飲食業(35.0%増)、その他のサービス業(2.1%増)で増加し、建設業(17.1%減)、製造業(3.9%減)、卸売・小売業(10.5%減)、医療・福祉(2.7%減)で減少しました。
▼全国平均は1.35倍、完全失業率は2.4%で先月より改善
厚生労働省による1月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.35倍で先月から0.01ポイント低下、2020年8月以来2年5か月ぶりに低下となりました。要因としては、社会経済活動が回復傾向にある中、賃金などの労働条件を求めて転職しようと職を探す人が増加したことがあげられています。
また、総務省が発表した1月の完全失業率(季節調整値)は2.4%で、先月より0.1ポイント減となり、2か月ぶりに改善しました。
▼熊本の状況は?
新型コロナウイルス感染対策の緩和や全国旅行支援の影響で宿泊・飲食業で採用ニーズが高まっています。また、製造業全体では前年同月比3.9%と減少しておりますが、中でも電子部品・デバイス・電子回路製造業は21.0%増と伸びています。一方で電気機械器具製造業が45.1%減と大幅に減少する結果に。
世界的な半導体市場の停滞の影響もあり、現在留まっている状態にありますが、TSMCの進出に伴い、長期的に拡大するとみられています。
TSMC(JASM)社の採用に関しては、2024年春入社予定の新卒採用者数を、2023年春の100人超から2割以上増やす方針を明らかにされています。中途採用の状況は下記のブログでまとめておりますが、採用開始時からすると複数のポジションがクローズになっており、新たな求人が出てもすぐに充足してしまうことが多々ありますので、興味のある方は随時チェックしてみてください。
<TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら>
TSMC(JASM)の採用に関しては下記のブログで一覧にまとめておりますのでご覧ください。
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