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熊本県の2021年9月の求人倍率は1.34倍で先月と同水準

熊本県の2021年9月の求人倍率は1.34倍で先月と同水準

熊本労働局が2021年10月29日に発表した2021年9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.34倍で、前月と同水準。
全国平均の1.16倍を0.18ポイント上回っており、全国18位、九州では宮崎の1.36倍に次いで2位。

□有効求人数 37,237人(前月比0.1%減)3か月連続減少
□有効求職者数 27,711人(前月比0.6%減)3か月ぶりに減少
□新規求人数 13,318人(前年同月比13.2%増)7か月連続増加

業種別では(前年同月比)、建設業(19.7%増)、製造業(51.4%増)、運輸業・郵便業(23.4%増)、宿泊・飲食業(14.4%増)、医療・福祉(12.0%増)、その他のサービス業(6.5%増)は増加し、卸売・小売業(7.5%減)と減少しました。

▼全国平均は1.16倍で先月より改善 完全失業率2.8%で2か月連続横ばい

厚生労働省による9月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.16倍で前月比を0.02ポイント増で2か月ぶりに改善しました。また、総務省が発表した9月の完全失業率(季節調整値)は2.8%で2か月連続横ばいとなっています。完全失業者数は前年同月比18万人減で192万人。緊急事態宣言解除後の求人増加を見据えて求職活動をする人も多いため、雇用の回復は10月以降に本格的に回復する見通しとなっています。

▼熊本の状況は?

産業別にみると世界的な半導体の需要により製造業が51.4%増(前年同月比)と引き続き大幅に増加しています。また宿泊・飲食業はまん延防止解除後を見据えた増加がみられ、卸売・小売業のみ減少となる結果となりました。

2021年10月28日には、ソニーグループが半導体製造大手の台湾積体電路製造(TSMC)が日本に建設する工場の設立や運営に協力することを発表しました。ソニーセミコンダクタマニュファクチュアリングは画像センサー工場の隣接地の造成工事を8月末より着手。一方、TSMCの新工場は2022年に着工、2024年後半に生産開始を予定されています。しばらくの間、製造業では高水準が続くことが予想されます。

熊本では、即戦力人材を求め、中途採用に力を入れ積極的な採用活動を進める企業もございます。
転職に役立つ情報を以下のコラムでお伝えしておりますので、ぜひあわせてご覧ください。

【キャリアアップコラムVol.2】 「アンラーニング(学び直し)=自分を変える事」が人生を豊かにする

【PM転職コラム Vol.3】東京と熊本の住居費比較

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