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熊本県2021年12月の求人倍率1.29倍-先月比0.02ポイント上昇
熊本労働局が2022年2月1日に発表した2021年12月の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍で、前月よりも0.02ポイント上昇。全国平均の1.16倍を0.13ポイント上回っており全国22位、九州では九州平均1.13倍を0.16ポイント上回り、宮崎(1.35倍)、鹿児島(1.30倍)に次いで3番目という結果に。
□有効求人数 36,418人(前月比2.1%増)6か月ぶりに増加
□有効求職者数 28,144人(前月比0.2%増)2か月ぶりに増加
□新規求人数 13,569人(前年同月比14.8%増)10か月連続増加
業種別では(前年同月比)、建設業(22.3%増)、製造業(44.5%増)、運輸業・郵便業(11.4%増)、卸売・小売業(3.7%増)、宿泊・飲食業(45.9%増)、医療・福祉(15.6%増)と増加し、その他のサービス業(8.0%減)と減少しました。
▼全国平均は1.16倍で先月より0.01ポイント上昇、完全失業率2.7%
厚生労働省による12月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.16倍で先月より0.01ポイント上昇。経済活動再開などで持ち直しの動きがみられ、製造業・建設業の求人数は新型コロナウィルス感染拡大前を上回る水準もみられています。
また、総務省が発表した12月の完全失業率(季節調整値)は先月より0.1ポイント減の2.7%で1か月ぶりに改善。新型コロナウイルス感染症の動向が比較的落ち着き、就業者数が大きく伸びた傾向。2022年1月~2月はオミクロン株感染拡大の影響で雇用市場の改善ペースは落ち着くことが予想されます。
▼熊本の状況は?
産業別にみると世界的な半導体需要が続く製造業は44.5%増(前年同月比)と引き続き増加しています。復興需要が続く製造業では22.3%増(前年同月比)、また全国同様、新型コロナウィルスの感染者減少の影響で、宿泊・飲食業45.9%増(前年同月比)、卸売・小売業3.7%増(前年同月比)と増加しています。
熊本でも中途採用の再開、採用人員増などが多くみられ、特に半導体企業を中心として積極的に採用活動が進められています。エンジニア採用難を見据え、製造業を中心に積極的に求人を展開しており、熊本にとどまらず、九州のメーカー全体に波及しており、人材獲得競争は熾烈です。
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