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熊本県内の有効求人倍率1.36倍 5か月連続上昇 九州1位/全国7位
熊本労働局が2021年6月29日に発表した2021年5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.36倍となり、前月比で0.07ポイント上昇し、全国平均(1.09倍)を0.27ポイント上回りました。
5か月連続上昇しており、九州では1番高く、全国でも7番目という結果です。
□有効求人数 37,430人(前月比4.4%増)5か月連続増加
□有効求職者数 27,450人(前月比1.1%減)2か月ぶりに減少
□新規求人数 11,062人(前年同月比16.2%増)3か月連続増加
業種別では、建設業(4.8%増)、製造業(64.9%増)、卸売・小売業(25.2%増)、医療・福祉(10.1%増)、その他のサービス業(29.9%増)で増加、運輸業・郵便業(4.5%減)、宿泊・飲食業(27.3%減)で減少。
▼全国平均は前月と同様1.09倍 完全失業率3.0%に悪化
厚生労働省による5月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月と同じ1.09倍。
また、総務省が発表した5月の完全失業率(季節調整値)は前月比0.2ポイント増の3.0%で2か月連続で悪化。新型コロナウイルス感染拡大に伴う、雇用情勢の悪化が長期化している状況です。緊急事態宣言による外出自粛の要請で、宿泊業や飲食サービス業では減少幅が大きく、影響を受けています。
▼熊本の状況は?
半導体需要が世界的に高まっており、製造業の需要と災害復興支援の建設業が求人が多い要因となっているようです。
また、6月29日、ソニーグループの半導体生産子会社、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社(菊陽町)が同町の「第二原水工業団地(仮称)」の用地取得の申し入れを明らかにしました。半導体の世界的需要が高まる中、スマートフォンのカメラなどの半導体の画像センサーの増産に備え、新工場建設予定されており、熊本県全体の雇用や経済活性化が期待されます。
熊本では、即戦力人材を求め、中途採用に力を入れ積極的な採用活動を進める企業もございます。
特集記事では積極採用を続ける熊本の企業に対して、募集の背景や募集ポジションなどを取材しました。
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