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熊本県内の有効求人倍率が1.13倍 全国平均を上回る

熊本県内の有効求人倍率が1.13倍 全国平均を上回る

熊本労働局が2020年7月30日に発表した2020年6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.13倍となり、前月比で0.10ポイント低下したものの、先月に引き続き九州では最も高い求人倍率(大分とは道同率)となり、また全国平均(1.11倍)を上回りました

新規求人数は前年同月比で17.2%減。6か月連続で減少しています。主要産業別にみると、建設業(9.6%増)のみ増加し、製造業(23.3%減)、運輸業・郵便業(17.6%減)、卸売業・小売業(17.5%減)、宿泊業・飲食サービス業(27.7%減)、医療・福祉(6.2%減)、サービス業(他に分類されないもの)(48.1%減)で減少しました。

一方新規求職申込件数(原数値)は前年同月比9.0%増。2か月ぶりで増加しました。

また、正社員の有効求人倍率(原数値)は0.87倍で、前年同月を0.20ポイント下回り、先月に引き続き1倍を割る結果となりました。

全国平均は1.11倍 下落は6カ月連続

厚生労働省が2020年7月30日に発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は1・11倍で、前月を0・09ポイント下回りました。製造業や生活関連サービス・娯楽業、宿泊・飲食業など幅広い業種で求人が減少しました。建設業では2.6%増と半年ぶりに増加に転じています。

一方新規求職申込件数(原数値)は前月に比べて5.4%増。1963年の統計開始以来、最大の増加幅となりました。厚生労働省は「緊急事態宣言が明けて、ウイルスの影響で職を失った人などの仕事探しの動きが出始めている」と分析しています。

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