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熊本県のSDGs登録制度ー第1弾442事業者登録
熊本県は8月25日、SDGs(持続可能な開発目標)の活動に積極的に取り組む県内の企業や団体を登録する制度の第1弾として、442事業者の登録を発表しました。
SDGsの詳細については外務省のHPをご覧ください。
熊本県SDGs登録制度について
<制度の目的>
熊本県SDGs登録制度は、熊本県内の企業等が、自らの活動とSDGsとの関連性を認識し、SDGsの達成に向けた具体的な取組みを推進することにより、SDGsの普及を促進することを目的とします。
併せて、新たな価値の創造を促し、その取組みの「見える化」による地域の自律的好循環の形成につなげることで、熊本の特性を生かした持続可能な社会と、SDGsを原動力とした地方創生の実現を目指します。
<登録要件> 次の全ての要件を満たす県内企業等とする。
・2030年の目指す姿や環境・社会・経済の三側面の重点的な取組みを明確に示していること。
・自らの活動とSDGsの17のゴール及び169のターゲットとの関連付けがなされていること。
・県税等租税公課の滞納がないこと。
・熊本県暴力団排除条例第2条に規定する暴力団、暴力団員、暴力団密接関係者でないこと。
・その他、公序良俗に反する行為及び重大な法令違反がないこと。
登録事業者は県ホームページにて対外的にPR、「くまモン」をあしらった県独自のロゴマークが使用できるほか、その他市町村や金融機関等による伴走支援も検討中。登録期間は3年間。
県は2030年までに1000事業者の登録を目標にしており、第2弾の登録は10月1日から募集受付開始されます。詳細は熊本県ホームページをご覧ください。
ココクマ掲載中企業の登録状況
ココクマに掲載中の企業も第1弾で登録されている企業が多くみられます。それだけ企業もSDGsに対して意識が高いということですね。
(50音字順)※グループ会社含む
(株)有明測量開発社、(株)えがお、カネリョウ海藻(株)、(株)木村建設、(株)九州ソフタス、(株)熊本大同青果、(株)熊本放送、KMバイオロジクス(株)、(株)再春館製薬所、税理士法人さくら優和パートナーズ、(株)シアーズホーム、白鷺電気工業(株)、新産住宅(株)、(株)杉養蜂園、(株)スペースエージェンシー、(株)DNS、(株)南栄開発、(株)野田市電子、(株)野田市兵衛商店、(株)ハイコム、ハイコムウォーター(株)、ハイコムビジネスサポート(株)、(株)フンドーダイ、(株)マスナガ、マルキン食品(株)、ミリーヴ(株)、ムーンムーン(株)、(株)メガネの大宝堂、(株)ヤマックス、(株)Lib Work、(株)利他フーズ、(株)RITA-STYLE、(株)レイメイ藤井
就活学生のSDGsに対する意識は
株式会社学情(大阪市)が発表した学生調査によると、SDGsの達成に取り組む企業は就活での志望度が上がると答えた学生が7割超ということです。SDGsの言葉を知っているとの回答は9割超えの結果に。多くの学生が社会課題の解決などに関心があることがわかります。
また、普段の生活の中で、SDGsについて意識している学生が半数超。17のテーマについて、取り組んでいるとより好感が持てるものは「ジェンダーの平等」が56.5%で最多。次いで、「持続可能なまちづくりと地域社会」が47.6%という結果に。
今後、採用活動の際に企業のSDGsの取り組みがアピールポイントにもなりそうですね。
データの詳細はこちら
▼2023年卒学生の就職意識調査(SDGs) 2021年8月版(あさがくナビ2023)https://service.gakujo.ne.jp/210806
https://service.gakujo.ne.jp/210810
以前、ココクマの特集記事で熊本市環境政策課桝田さんへ詳しくお話をお伺いしています。「2030年のあるべき姿」として、同市が掲げる“安全安心な「上質な生活都市」”とはどのような都市なのか?こちらもあわせて、ぜひご覧ください!