お役立ち記事
『熊本マンガアーツ』 ~海外からも注目される、熊本のマンガ文化拠点~
熊本に、「海外から人が訪れるマンガ施設」があるのをご存じですか?
熊本市中心部・手取本町にあるマンガエンタメ施設『熊本マンガアーツ』 には、
県外からの来館者だけでなく、欧米を中心とした海外のお客さまも多く訪れているそうです。
そこで今回、ココクマ編集スタッフが実際に現地を訪れてきました。
九州・熊本にありながら、国内外から注目を集めるその理由を、館内の様子とともにご紹介します。
マンガの世界観を五感で楽しめる施設構成
熊本マンガアーツは、
・マンガ原作の舞台を上演する劇場
・マンガグッズショップ
・展示・体験スペース
が一体となった、全国的にも珍しいマンガエンタメ施設です。

館内に入ると、アニメやマンガのキャラクターとコラボした商品が並び、
世代を問わず楽しめる空間が広がっていました。


スタッフの方にお話を伺ったところ、県外から訪れる方はもちろん、海外からのお客さまも多いとのことでした。
なかでも目立つのは、欧米を中心とした海外の方々。
日本のマンガ文化への関心の高さに加え、熊本城などの歴史的な観光とあわせて、マンガの世界に触れることを目的に訪れる方が多いそうです。
現在開催中|注目の体験企画「熊本漫画道場」
館内では、2025年10月16日から体験企画の「熊本漫画道場」が開催されています。

プロの漫画家が実際に使用する Gペン・インク・原稿用紙を使い、本格的なペン入れ作業を体験できるワークショップ。
道具の持ち方から線の引き方まで、スタッフの方が丁寧にサポートされるので、絵に自信がない方や、初めてGペンを握るという方でも安心して参加できるようになっています。
体験時間の目安は60分~120分程度。完成した作品は額装して持ち帰ることができ、体験で使用したGペンとインクもプレゼントされるとのこと。
【体験可能作品】
北斗の拳
シティーハンター
花の慶次 ―雲のかなたに―
キャッツ♥アイ
終末のワルキューレ
ワカコ酒
※今後も作品は拡充予定


ココクマでは、熊本マンガアーツを運営する株式会社コアミックスの熊本拠点である株式会社熊本コアミックスの持田社長のインタビュー記事をご紹介しています。
熊本でマンガアーツを展開する背景や、地方から文化を発信する想いについて語られています。
▼ぜひご覧ください。
熊本から世界に通用する漫画家を輩出する。 株式会社熊本コアミックスの持田社長 | COCO COLOR KUMAMOTO(ココクマ) | 熊本で働こう!暮らそう!
館内には、コアミックス作品をはじめ、『ONE PIECE』や『夏目友人帳』など熊本にゆかりのある漫画家の作品、さらに『呪術廻戦』『ダンダダン』といった話題作のグッズも多数ラインナップ。
マンガファンはもちろん、世代を問わず楽しめる空間となっています。

併設されている劇場では、漫画出版社が立ち上げた女性だけの劇団「オクロック熊本歌劇団」による舞台公演も行われています。
漫画原作の物語を女性キャストのみで表現するステージは、華やかさと臨場感が魅力。熊本県内で唯一、フュージョンウォール(3D映像演出)を常設した劇場ならではの、迫力ある演出も見どころのひとつです。
現在は、舞台『森の戦士ボノロン ねこ岳伝説の巻』を上演中。

熊本の親子連れを対象とした無料招待公演も実施されており、お子さまの“はじめての舞台体験”にもぴったりです。
熊本の中心街で、マンガ文化の奥深さに触れられる『熊本マンガアーツ』。
いつもの休日に、少しだけ特別な時間を過ごしに、足を運んでみてはいかがでしょうか。










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