お役立ち記事
安藤忠雄氏が手掛ける「こども図書館」が2024年春、熊本市に開館
(2024年6月18日更新)
ココクマでも県内の図書館をご紹介してきましたが、2022年8月に日本を代表する建築家、安藤忠雄氏が熊本市内に子どものための図書館を建設し、県に寄贈することを発表し、子育て世代の方の注目を集めてきました。安藤氏はJR熊本駅舎(熊本市)や県立装飾古墳館(山鹿市)を設計されており、熊本に新たな建築物『こども本の森 熊本』が2024年4月8日に完成しました。
こども図書館「こども本の森熊本」とは
安藤氏は子どもたちにさまざまな本を通して豊かな感性や想像力を育んでもらいたいと「こども本の森熊本」を設計、建設し自治体に寄付されています。これまでに大阪市(20年7月)、岩手県遠野市(21年7月)、神戸市(22年3月)の3か所で「こども本の森」をオープンし、熊本が4か所目となります。他のエリア同様、楽しい仕掛けがいっぱいの施設になっており、子どもたちがわくわくする空間となっています。
子どもたちの読書離れがすすむなかで、本の良さを知ってもらえるような場所を作り、自然いっぱいの環境を生かして、ここでしか出来ない子ども図書館になればという想いで建設されました。水前寺江津湖公園の豊かな自然と調和しつつ、館内だけでなく外でも本が読めるような自由度の高い図書館となっています。
【建設場所について】
県立図書館の南側隣接地(熊本市中央区出水2丁目5-1)
水前寺江津湖公園の豊かな自然の中で、子どもたちが本と出会い、本に親しみ、豊かな感性や創造力を育む場を提供。
▼外観イメージ(画像は熊本県HPより)
▼こちらのリージョナルキャリア熊本ブログでも、「こども図書館」についてご紹介していますので併せてご覧ください。
寄付金募集
熊本県では、県民参加型の運営を目指しており、運営に活用するための寄付を募集されています。寄付金で「こども読書環境整備基金」をつくり、図書の整備、イベントの開催、備品購入など子どもたちの充実した環境整備に活用されます。
|個人
一定の限度額で寄附すると寄付金のうち2,000円を超える部分の金額が所得税と住民税から控除されます。
※県内在住の方はふるさと納税の返礼品を受け取ることができません。
▼ふるさとくまもと応援寄付金(ふるさと納税)の申込み詳細
※寄付金の活用先「こども図書館応援分」を選択
|県内法人
全額を損金に算入することができます。
▼ふるさとくまもと応援寄付金の申込み詳細
※※寄付金の活用先「こども図書館応援分」を選択
|県外法人
「企業版ふるさと納税」として寄附いただく場合、寄附金額の損金算入に加え、法人関係税からの税額控除により、実質的な企業の負担が最大約1割まで軽減されます。
※10万円以上の寄附が対象です。
※寄付金詳細については、熊本県のホームページをご覧ください。
2024年春には新たな子どもたちが楽しめる場所が完成していると思うと今からわくわくします。熊本には子どもが楽しめるユニークな図書館もたくさんありますので、ぜひあわせてお出かけください。