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熊本県2025年10月の求人倍率1.13倍-先月と同水準
熊本労働局が2025年11月28日に発表した2025年10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.13倍で先月と同じ。また、全国平均の1.18倍を0.05ポイント下回りました。全国では20位、九州では大分(1.22倍)、宮崎(1.17倍)、佐賀(1.16倍)に次いで4位の結果に。
参照:熊本労働局 一般職業紹介状況
□有効求人数 32,335人(前月比0.3%増)5か月ぶりに増加
□有効求職者数 28,647人(前月比0.4%増)3か月連続で増加
□新規求人数 12,420人(前年同月比4.7%減)6か月連続で減少
業種別では(前年同月比)、建設業(3.0%増)、卸売業・小売業(13.1%増)で増加となり、製造業(21.1%減)、運輸業・郵便業(4.2%減)、宿泊業・飲食サービス業(24.5%減)、医療・福祉(0.4%減)、サービス業(他に分類されないもの)(4.9%減)で減少となりました。
▼全国平均は1.18倍で先月より低下、完全失業率は2.6%でどちらも先月と同水準
厚生労働省による10月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.18倍で先月より0.02ポイント下回り、低下となりました。
産業別にみると、教育,学習支援業(10.5%増)で増加となり、宿泊業・飲食サービス業(16.1%減)、卸売業・小売業(12.8%減)、生活関連サービス業,娯楽業(7.7%減)などで減少となりました。
また、総務省が発表した10月の完全失業率(季節調整値)は2.6%で先月と同率でした。最低賃金の上昇を受けて給与水準や募集内容を見直す企業があるほか、省人化の流れや原材料・エネルギー価格の高騰を背景に、新規採用を慎重にする動きがあるようです。今後の雇用動向については、引き続き注視が必要です。
▼熊本の状況は?
建設業では、前年同月と比べて求人が3.0%増えました。これは、8月の記録的な大雨で被害を受けた地域において復旧工事の受注が増え、その対応のために人手を確保しようとする動きが強まったためです。
一方、電子部品・デバイス・電子回路製造業では求人が30.9%減少しました。半導体関連企業では、必要な技術者・作業員がすでに揃い、追加採用の必要性が一段落していることが主な要因とされています。
TSMC(JASM)の中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時からすると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多く、すぐに充足してしまうことが多々あります。一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
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