お役立ち記事
熊本県2024年10月の求人倍率1.25倍-先月より上昇
熊本労働局が2024年11月29日に発表した2024年10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.25倍で先月より上昇。また、全国平均の1.25倍と同水準となりました。全国では16位、九州では大分(1.38倍)、宮崎(1.32倍)、佐賀(1.31倍)に次いで4位の結果に。
参照:熊本労働局 一般職業紹介状況
□有効求人数 35,645人(前月比1.7%増)2か月連続で増加
□有効求職者数 28,607人(前月比0.6%増)2か月連続で増加
□新規求人数 13,033人(前年同月比4.3%増)20か月ぶりの増加
業種別では(前年同月比)、建設業(9.4%増)、製造業(24.0%増)、運輸業・郵便業(40.2%増)、宿泊業・飲食サービス業(4.4%増)で増加し、卸売業・小売業(8.7%減)、医療・福祉(2.7%減)、サービス業(他に分類されないもの)(6.0%減)で減少しました。
▼全国平均は1.25倍で先月より上昇、完全失業率は2.5%で先月より上昇
厚生労働省による10月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.25倍で先月より0.01ポイント上回り、上昇となりました。
産業別にみると、学術研究,専門・技術サービス業(8.9%増)、情報通信業(6.4%増)、医療,福祉(3.4%増)などで増加となり、宿泊業,飲食サービス業(6.5%減)、教育,学習支援業(4.9%減)、生活関連サービス業,娯楽業(2.4%減)などで減少となりました。
また、総務省が発表した10月の完全失業率(季節調整値)は2.5%で先月より悪化しています。定年や雇用契約の満了による離職者が増加したことなどが影響し、企業の都合でやむなく退職した人は減少しているため、雇用状況は悪化していないとの見方もありますが、引き続き今後の動きに注視が必要となっています。
▼熊本の状況は?
「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は、前年に求人を控える動きがあった反動から前年同月比で81.1%増となっています。また、生産用機械器具製造業は56.5%増で10か月連続の増加。世界的に在庫過多となっていた半導体の状況が解消されたことにより、再度採用が活発になったとみられています。物価高騰などが雇用に与える影響については、引き続き注視が必要となっています。
TSMC(JASM)の中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時からすると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多く、すぐに充足してしまうことが多々あります。一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
<TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら>
TSMC(JASM)の採用に関しては下記のブログで一覧にまとめておりますのでご覧ください。
<熊本での転職検討されている方向けの転職相談会はこちら>
熊本で転職を検討されている方は毎週相談会を実施しておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。