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熊本県2024年11月の求人倍率1.24倍-先月から低下

熊本県2024年11月の求人倍率1.24倍-先月から低下

熊本労働局が2024年12月27日に発表した2024年11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍で先月より0.01ポイント低下。また、全国平均の1.25倍を0.01ポイント下回りました。全国では20位、九州では大分(1.37倍)、宮崎(1.31倍)、佐賀(1.29倍)に次いで4位の結果に。

参照:熊本労働局 一般職業紹介状況

□有効求人数 35,682人(前月比0.1%増)3か月連続で増加
□有効求職者数 28,766人(前月比0.6%増)3か月連続で増加
□新規求人数 11,630人(前年同月比7.4%減)2か月ぶりに減少

業種別では(前年同月比)、医療・福祉(0.6%増)で増加し、建設業(7.2%減)、製造業(30.2%減)、運輸業・郵便業(13.9%減)、卸売業・小売業(4.6%減)、宿泊業・飲食サービス業(17.6%減)、サービス業(他に分類されないもの)(14.6%減)で減少しました。

▼全国平均は1.25倍、完全失業率は2.5%どちらも先月と同水準

厚生労働省による11月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.25倍で先月と同水準でした。
産業別にみると、運輸業・郵便業(2.0%増)、卸売業・小売業(0.9%増)、医療,福祉(0.4%増)で増加となり、宿泊業,飲食サービス業(12.2%減)、教育,学習支援業(6.4%減)、製造業(5.9%減)などで減少となりました。

また、総務省が発表した11月の完全失業率(季節調整値)は2.5%で先月と同率でした。人手不足を理由に企業からの求人が増えた一方、物価高などの社会情勢や最低賃金の引き上げを踏まえ、より良い条件や転職の時期を検討している求職者が増えているようです。引き続き今後の動きに注視が必要となっています。

▼熊本の状況は?

「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は、前年同月比64.7%減で2か月ぶりの減少。製造業も前年同月比30.2%減となっています。大手半導体製造装置メーカーの増産に伴い関連事業所での求人が増えた一方で、原材料の高騰などの影響により求人を控えざるを得ない状況にあるようです。物価高騰などが雇用に与える影響については、引き続き注視が必要となっています。

熊本の転職市場について、2024年を振り返ったまとめをご紹介しています。
こちらも併せてご覧ください。

TSMC(JASM)の中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時からすると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多く、すぐに充足してしまうことが多々あります。一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。

<TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら>
TSMC(JASM)の採用に関しては下記のブログで一覧にまとめておりますのでご覧ください。

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