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熊本県2024年12月の求人倍率1.19倍-先月から低下
熊本労働局が2025年1月31日に発表した2024年12月の有効求人倍率(季節調整値)は1.19倍で先月より0.05ポイント低下。また、全国平均の1.25倍を0.06ポイント下回りました。全国では23位、九州では大分(1.41倍)、佐賀(1.32倍)、宮崎(1.31倍)に次いで4位の結果に。
参照:熊本労働局 一般職業紹介状況
□有効求人数 34,239人(前月比4.0%減)4か月ぶりに減少
□有効求職者数 28,733人(前月比0.1%減)4か月ぶりに減少
□新規求人数 11,574人(前年同月比8.8%減)2か月連続で減少
業種別では(前年同月比)、建設業(6.5%増)、製造業(14.4%増)、サービス業(他に分類されないもの)(0.6%増)で増加し、運輸業・郵便業(1.6%減)、卸売業・小売業(8.1%減)、宿泊業・飲食サービス業(4.6%減)、医療・福祉(17.1%減)で減少しました。
▼全国平均は1.25倍で先月から横ばい、完全失業率は2.4%で先月より低下
厚生労働省による12月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.25倍で先月と同水準でした。
産業別にみると、情報通信業(9.3%増)、宿泊業,飲食サービス業(5.2%増)で増加となり、生活関連サービス業,娯楽業(8.6%減)、製造業(7.6%減)、運輸業・郵便業(6.1%減)などで減少となりました。
また、総務省が発表した12月の完全失業率(季節調整値)は2.4%で先月より緩やかに改善しています。製造業などでは、原材料費の高騰や国際情勢により求人を減らす動きが出ている一方で、情報通信業ではDX推進のために求人を増やす動きがみられています。引き続き今後の動きに注視が必要となっています。
▼熊本の状況は?
「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は、前年同月比5.0%増で2か月ぶりの増加。製造業は前年同月比14.4.%増と、半導体関連企業をはじめとする製造業全体では人材を求めて求人件数が増加しています。一方、医療・福祉の分野での減少幅が大きくなっているため、県全体でみると新規求人数は減少となっています。物価高騰などが雇用に与える影響については、引き続き注視が必要となっています。
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