お役立ち記事
まるで醬油と味噌と麹のテーマパーク「日々麹舎(ひびこうじや)」が菊陽町にオープンしました!
ココクマにインタビュー掲載中の株式会社山内本店(代表取締役社長 山内 卓 氏)は、2024年4月26日、熊本県菊陽町に『日々麹舎(ひびこうじや)』をオープンしました。
創業270年以上の歴史を持つ味噌・醤油醸造の老舗である山内本店が、麹の魅力を広めるために始めた新しい形の工場直営店です。「日々麹舎」の「“食べて・買って・体験して”五感で楽しむことのできる醸造テーマパーク」という言葉の通り、店舗で買い物からお食事、味噌造り体験まで楽しむことができます。
早速、ココクマ編集部スタッフが足を運んできましたのでご紹介します。
株式会社山内本店とは
宝暦元年(1751年)創業、270年以上も続く味噌・醤油醸造の老舗。
看板商品の「まぼろしの味噌」は、全国の高級スーパー・百貨店約400店舗で好評販売中。2012年には、全日本空輸(ANA)の国際線ファーストクラスの機内食(味噌汁)にも採用されるなど、その美味しさと知名度は抜群です。2004年頃からはオンラインショップでの取り扱いもスタートさせるなど、全国に商品の魅力を発信しています。
お仕事中の山内社長をパシャリ。大賑わいの店内を東奔西走されていたにも関わらず、快く写真を撮らせて下さいました!
「日々麹舎(ひびこうじや)」とは
同所にて「味噌,醤油資料館」だった建物をリニューアルした工場直営の新店舗。建物1階は商品の販売、2階はカフェ・イートインスペース、味噌づくり体験コーナーとなっております。
無料の「工場見学」は毎日開催されており、5月からは「手作り味噌教室」も開催されています(要事前予約)。
創業当時の建物を現在の菊陽町に移設していることで、外観、内装ともに歴史を感じさせる素敵な雰囲気です。
近年、健康志向の高まりにより、海外からも注目されている和食。そんな和食には欠かせない調味料である、味噌・醤油・麹の魅力を地域の人々だけでなく、世界中に発信したいとの思いでこの度、リニューアルオープンされました。
▲御馳走だご汁とおにぎりおかずセット
▲御馳走だご汁とおにぎりセット
だご汁、厚焼き玉子、唐揚げなど、すべての料理にしっかりと出汁の味を感じ、とてもおいしかったです。
この日は13時頃でしたが、売り切れの商品もちらほら。なかなか他では見ることのできない味噌や醤油の量り売り、麹商品の試食・試飲コーナーが設置されています。
味噌・醤油・麹の魅力を伝えたいという強い気持ちが伝わってくる店内でした。皆さんもぜひ、お店で好みの味を見つけてみてください。
株式会社山内本店は、海外での日本食、発酵食ブームに合わせて、自社商品の海外展開も行っています。また、麹と地元の食材を使用した県の特産品づくりなどにも力を入れています。
社長のインタビュー時(2018年)には構想段階だった甘酒は、熊本県産のいちごや紫いもなどを原料に使用、砂糖、アルコール不使用の無添加甘酒「あまざけと咲く」として商品化されています。
今後も、麹を使用した様々な商品開発を計画されているそうですので、引き続きココクマ編集部としても同社に注目していきます。
「熊本の未来をつくる経営者」では、株式会社山内本店の山内社長のインタビュー記事を掲載中です!そちらもぜひご覧ください。