お役立ち記事
合志市「食」×「まんが」のコラボ『こうしめしプロジェクト』がスタート!
(画像はこうしめしホームページより)
熊本は尾田栄一郎さん(ONE PIECE)をはじめ、緑川ゆきさん(夏目友人帳)、江口寿史さん(ストップ!!ひばりくん!)、室山眞弓さん(あさりちゃん)、吉崎観音さん(ケロロ軍曹)、高浜寛さん(ニュクスの角灯)など、多くの漫画家を輩出しています。
熊本県では、2021年10月に「くまもとマンガ協議会」が設立され、産学官で「マンガ県くまもと」を目指す取組みが始まり、近年、力を入れている印象です。
県立高森高校では、全国初のマンガ学科が開設され、2023年4月からいよいよ始動します。また、熊本大学でも文学部に漫画やアニメなどの研究拠点を目指す「国際マンガ学教育研究センター」が設置され、50万を超える作品のデータベース化を進めていく研究拠点となっています。
そんなマンガ県くまもとの中で今回は、合志市の「食」×「まんが」で地域の魅力を創出する『こうしめし』プロジェクトに注目してみました。
こうしめしとは
漫画に登場する料理ではなく、様々な『食』と『まんが』のコラボで地域の魅力を創出していくプロジェクト。
漫画とのコラボによるメニュー開発や、合志市内の店を舞台に映像制作、イベント企画を通して、合志市の新たな観光コンテンツを生み出されています。
以下のプロジェクトコンテンツが準備されています。
その1.まんが飯(合志市の特産品を使ったメニュー開発)
「まんが要素」×「地域食材コラボ」による新たな飲食メニュー開発をされています。
ホームページでは、シェフ監修によるレシピを公開されていますので、ぜひご家庭でもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
▼現在、公開されているレシピ(2023年3月14日時点)
・「まんが」×「こうしライスバー」
・「クリエイターズレシピ」×「こうし家族鍋」
・「まんが皿」×「こうしの赤大豆きなこと水ゼリー」
その2.まんが皿
「まんが制作」×「お皿・器コラボ」による新たな商品開発。
漫画に登場する漫符の描き方などまんが皿作りを通じて、漫画制作を垣間見る体験プログラムや商品開発が行われています。
写真のように漫画皿に盛りつけしてみるとユニークで食事が楽しくなりそうですね。
※1月末に開催されたワークショップは満席で、人気が高いイベントとなっています。
合志マンガミュージアムでは毎月、マンガワークショップが開催されていますので、気になる方はイベント情報を随時チェックしてみて下さい。
(画像はこうしめしホームページより)
その3.こうしのグルメ(市内の飲食店のPR動画制作)
ストーリー×飲食店コラボによる新たな観光コンテンツとして、PR動画を紹介されています。
SNSで「レストランオリオン」「すみっこの台所」など合志市内の飲食店の魅力を発信されています。
▼こうしめしプロジェクト詳細はこちら
・ホームページ http://koshi-meshi.com/
・Instagram @koshi_meshi
合志マンガミュージアム
合志市政策「まち・ひと・しごと創生推進事業」「マンガの魅力を活用したまちづくり」の取り組みとして2017年に開館した施設です。
漫画資料を4万冊収蔵し、その中から選出された1960年代~現在までの漫画 約1万5000冊が読み放題です。また貴重な資料が見られる展示棚や漫画で合志市や熊本の歴史も学べる特集棚などがあり、子どもから大人まで時間を忘れ、読みふけてしまう施設です。
また、マンガをキーワードに、定期開催の合志マンガ義塾やワークショップを始め、様々なイベントが開催されています。
▼こちらのブログでも紹介しています!
■合志マンガミュージアム
・住所:熊本県合志市御代志1661-271
・料金:大人・大学生 300円、中高生 100円、小学生以下 無料
年間パスポート/大人・大学生 1,500円、中高生 500円、小学生以下 無料
・ホームページ https://koshi-mm.com/
県内では、復興プロジェクトの「ONE PIECE」像の経済効果は高く、高森高校がある高森町も漫画を活用した地方創生の取り組みとして全国的にも注目されています。
▼ワンピース像のブログはこちら
漫画が地域の起爆剤となり、新たな魅力発信となる点に今後も注目です。