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マルキン食品株式会社「MOCHIKON」など18品でハラル認証取得
マルキン食品株式会社(本社:熊本市/代表取締役社長 吉良 扶佐子氏)は、2021年7月19日にハラル認証を取得されたことを発表しました。
イスラム市場に向けた輸出展開を本格化するため、松橋工場(熊本県宇城市):「MOCHIKON(もちこん)」・こんにゃく類製造、宇土工場(熊本県宇土市):きな粉・ご汁の素・納豆の製造の商品(計18品/2021年7月6日時点)でハラル認証を取得されています。
ハラール(ハラル)認証とは
イスラム教徒(ムスリム)は「豚肉(豚由来の食品や添加物を含む)」「血液」「酒類」「イスラム法に則って食肉処理されていないもの」を口にすることが禁じられています。
「イスラム法の定める適正な方法で処理、加工された食品である」と証明された製品にはハラール(ハラル)認証が表示されています。 ハラール認証は原材料、製造工程、製品品質などを審査し、イスラム法上適合製品であることが承認された製品のみに表示することができます。
取得の背景について
毎日食卓に並ぶ熊本の顔、マルキン食品。創業100年を越える食品メーカーで、納豆・とうふ・こんにゃく・ところてん・きな粉・だんご粉・南関あげ等の製造販売しています。
その高い製造技術とヘルシーな素材を活かした「MOCHIKON」を開発。
こんにゃくとは思えないわらび餅のような”もっちり”食感のヘルシースイーツです。
1袋あたり70~115kcal(味により異なる)のため、体に気を配りながらも甘いものが食べたいといった時にぴったりのおやつです。
今回はこの「MOCHIKON」にマレーシアの日系企業が目を付け、ムスリム(イスラム教徒)にも受けが良さそうであると判断。ハラル認証を取得することで、マレーシア・シンガポール等に輸出契約が締結できる可能性があることから、ハラル認証取得の動きへ。
マルキン食品は、元々グルテンフリーなどのアレルギーやヴィーガン対応も行っていた経緯があったため、ハラル認証の取得も比較的スムーズに。日本の菓子・きなこ等も人気があるのでイスラム市場を狙った輸出商品とならないかを検討、今回の取得に至る。
※記載の情報・画像はマルキン食品HPおよび一般社団法人ハラル・ジャパン協会HPより
ココクマの取材時にも『納豆や豆腐を日本の伝統食で終わらせるのではなく、もっと気軽に食べていただき、そして元気になってもらうことが「BE-GENKI(通販専門サイトの運営会社)」の使命だと思っています。日本食に対する海外での評価は高く、特に健康的なイメージが強いので、競合が少なく市場開拓が見込めるアジア市場や北米市場を視野に事業を展開していきたいと考えています。』と語られていました。
イスラム教徒は、 世界最多のキリスト教徒に次ぐ第2位ですが、2100年にはキリスト教を抜き、世界宗教の最大勢力になると予測されています。 今後、マルキン食品のようにハラルビジネスのニーズも増えてきそうですね。
ぜひココクマの吉良社長のインタビュー記事もあわせてご覧ください。
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