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熊本の老舗醸造メーカー「株式会社フンドーダイ」醤油のムース化&醤油や味噌のシート化を発表!
(画像引用:株式会社フンドーダイHP)
ココクマにインタビュー掲載中の株式会社フンドーダイ(代表取締役社長 山村 脩 氏)は、ムース化した醤油『Foam』とシート化した醤油と味噌『Leaf』を開発・発表しました。
創業155年の歴史をもつ老舗醸造メーカーが提案する新しい調味料は、プロの料理人に向けた料理雑誌「専門料理」で紹介されるなど、すでに話題を呼んでいます。
『Foam』や『Leaf』は、世界的なトレンドとなっている「UMAMI(うま味)」の流行を背景に、日本で古来より親しまれてきた調味料の「醤油」や「味噌」を、国内・海外を問わず、より多くの方に親しんでもらう機会を創出することを目的に開発されました。
ムース化した醤油『Foam』
(画像引用:株式会社フンドーダイHP)
亜酸化窒素ガス充填などの特許技術を用いて醤油をムース状にしたもの。
常温で使える商品で、ムース化を保つ時間は約30分程度と長く、従来のエスプーマよりも使いやすくなっています。
ムース状であるため、食材と絡みやすく、料理の幅が広がりそうです。
泡立て器やミキサーを使う手間がなく、容器から出すだけという便利な仕様。
輸出用調味料としても対応できる「アルミ缶形態」で、容量はそれぞれ150㎖、
味は「透明醤油」と「甘口醤油」の2種類で販売予定。
シート化した醤油や味噌『Leaf』
(画像引用:株式会社フンドーダイHP)
「醤油」と「味噌」をシート状にしたもの。
日本の食文化になくてはならない「醤油」と「味噌」の全く新しい形です。
シートの厚さは約0.2mmで、好きな形や大きさに自由にカットして使用可能。
これまでの「かける、つける、塗る」という使い方から、「乗せる、巻く、挟む、包む」という新たな使い方を提案しています。
そのままでも、加熱しても使えるようになっており、減塩醤油と甘口味噌の2種類で販売予定。
■株式会社フンドーダイ
明治2年(1869年)に熊本で創業された、155年以上の歴史を持つ熊本の老舗調味料メーカー。
「食を通じて、社会に、地域に貢献すること」
「時代の”食文化発信企業”として常に豊かな味の提供に努めること」の2つを目指し、醤油味噌、調味料等の開発・製造を行われています。
主力ブランド『透明醤油』を中心とした醤油・味噌の輸出先国は約30か国まで拡大するなど、九州域内だけでなく、海外まで市場を拡大中。調味料メーカーとして地域に根差した「味」を守り続けながら、その「味」を「地域の食文化」として発展させ、熊本県外、さらには海外へ広めていくことを目標とされています。
近年の積極的な海外事業推進活動により「令和3年度 輸出に取り組む優良事業者」農林水産大臣賞を受賞。
SDGsの取り組み・食材ロスを削減
フンドーダイ本社工場を開放して行うイベント「フリマルシェ」で、流通できない商品を特別価格で販売するなど、食品メーカーとして食品ロス削減にも取り組まれています。これにより、熊本市の「食品ロスゼロ協力店」として登録されています。
(画像引用:株式会社フンドーダイHP)
「熊本の未来をつくる経営者」では、株式会社フンドーダイ 山村社長 のインタビュー記事を掲載中です!そちらもぜひご覧ください。
株式会社フンドーダイが提案する新しい「醤油」や「味噌」はいかがでしょうか。発売が開始されたら、さっそく使ってみたいですね!
歴史を重んじつつも、新たな挑戦で調味料業界を牽引している同社に今後も注目していきたいと思います。