株式会社木村建設

次世代リーダーが語る「熊本未来論」

木村賢正(きむらたかまさ):株式会社木村建設・代表取締役。熊本市出身。1977年6月生まれ。九州東海大学卒業後、大手ゼネコンの不動産事業部に入社。2007年に同社入社、営業部長を経て、10年に現職就任。

PROFILE プロフィール

1955年創業の熊本地場ゼネコンである木村建設。今年で創業62年を迎える老舗である。建築工事・土木工事・NTTドコモの基地局の建設などを手掛けている。2012年には「BAUHAUS」事業を立ち上げ住宅分野にも進出した。現状に甘んじることなく新たなチャレンジを続ける3代目の木村社長。「建築業は社会資本を整備する仕事であり、人々の命を守る大きな使命感を担っている業界である。」という基本理念のもと、技術力・人間力の向上に力を注いでいる。

FEATURES 事業の特色

「私たちが提供しているサービスは、社会資本であり、人々の命を守る大事なものであるという強い使命感を感じている。」と語る木村社長。熊本にこだわり、地域密着のなくてはならない総合建設会社として技術力の向上、経営体質の強化、人間力の醸成に注力している。

現在、売上は約13億円。公共工事においては、2016年には熊本県優良工事等表彰の建築一式工事部門で表彰されるなど、技術力の高さは定評がある。加えて強い経営体質など公共工事入札基準をトータル的に満たしていることが最大の強みである。

売上拡大の要因は、12年にスタートした住宅事業。社長自ら約2年の歳月をかけ巡り合った、自信を持って提供できる住宅が「R+house」である。一流の建築家が設計するデザイン性の高い家。かつ高気密・高断熱・高耐久と機能性に優れた住宅である。「日本の住宅業界は海外と比べるとかなり遅れている。」とデザインや設備重視の家づくりに警鐘を鳴らす。

「基本的には住宅も建物である以上、地盤・基礎・構造・工法などの基本性能がまずしっかりしていなければならない。その上でデザインや機能を付加していく考え方が重要です。」と木村社長。熊本地震の際、築年の浅い住宅がいくつも倒壊している実態を目の当たりにし、住宅も社会資本であり、人々の命を守れるような住宅を提供せねばと使命感が増したという。今月には北区打越と高平にモデルルームを2棟OPEN。今後は県北地区への進出も計画している。

「私たちはあくまで施工者、打ち合わせの内容を基づき施工する。かっこいいものを提供するのではなく、トータル的に良いものを提供していく。」。働く社員へのメリットも大きい。技術的な面では一流の建築家の仕事のプロセスを目の当たりにできることで知識レベルでも成長できる。「建物を通じて成長して欲しい。建物を提供する会社が自信を持てないようなものを提供していたら話にならない。研修にも費用と時間は惜しまない。」と語る。比較的若い社員も多く、和気あいあいとした雰囲気の中にも、ピリッとした緊張感のある会社である。

  • 事業の特色写真
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Vision ビジョン

40歳の若さであるが社長歴は8年目。「ここ数年で同世代が社長に就任している。これから苦労も多いだろうが、私は既に様々な経験を積んできたので、一歩先を見据えた戦略が立てられるようになっている。チャレンジできない会社はダメ、絶対淘汰される。社会が何を望んでいるのか敏感になり建設業として何を求められているのかを考える必要がある。」と木村社長。また建設業界全体の課題である「若手人材の不足」の解消のために、仕事の魅力の発信し努め、業界の活性化に繋げたいと考えている。

MESSAGE メッセージ

「東京はドライ。個人が強くないと生きていけない世界。一方、熊本は人と人の繋がりが強い社会。やりにくいところもあるが暖かく人間味がある。」と木村社長。社会資本という使命感も東京で醸成されたという。「東京での経験を熊本で活かしてほしい。熊本では経営者の世代交代が進み、新たなチャレンジが求められている。良き伝統は残しつつ、柔軟な発想も求められる時代である。挑戦したい向上心のある人には成長できる土台が熊本にはあると思う」。3代目として会社を継ぐという宿命を、会社を拡大し雇用(社員)を守り、社会貢献(地域の人々の命)するという使命感に進化させた木村社長にこれからも注目したい。

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