お役立ち記事
熊本県2024年3月の求人倍率1.25倍-先月より上昇
熊本労働局が2024年4月30日に発表した2024年3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.25倍で、先月より0.01ポイント上昇。また、全国平均の1.28倍を0.03ポイント下回りました。全国では18位、九州では大分(1.36倍)、佐賀(1.31倍)、宮崎(1.30倍)に次いで4位の結果に。
参照:熊本労働局 一般職業紹介状況
□有効求人数 35,540人(前月比0.8%減)2か月連続減少
□有効求職者数 28,412人(前月比1.6%減)5か月ぶりに減少
□新規求人数 12,495人(前年同月比9.6%減)13か月連続減少
業種別では(前年同月比)、製造業(14.3%増)、運輸業・郵便業(3.5%増)で増加し、建設業(2.3%減)、卸売業・小売業(9.9%減)、宿泊業・飲食サービス業(15.7%減)、医療・福祉(0.9%増)、サービス業(他に分類されないもの)(21.7%減)で減少しました。
▼全国平均は1.28倍で先月より上昇、完全失業率は2.6%で先月から横ばい
厚生労働省による3月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.28倍で先月より0.02ポイント上回り、上昇となりました。
産業別にみると、学術研究、専門・技術サービス業(1.6%増)で増加となり、製造業(10.8%減)、生活関連サービス業,娯楽業(10.5%減)、教育、学習支援業(10.5%減)などで減少となりました。
また、総務省が発表した3月の完全失業率(季節調整値)は2.6%で先月と同率でした。物価上昇による収益悪化のため製造業や建設業などで求人を控える動きが続いている一方、賃上げへの期待や企業側による福利厚生の充実といった離職対策により、労働者が転職を控える動きがみられるなど改善に前向きな見方も多いようです。
▼熊本の状況は?
「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は前年同月比で10.8%増となっています。先月は前年同月比で35.5%増となっており、2か月連続で前年同月を上回る結果となっています。世界的に調整局面が続く半導体関連を含む製造業では、ここ数か月求人を控える動きが続いていましたが、前年同月比14.3%増と2ヵ月連続で増加するなど回復傾向にあります。
また、宿泊業では新型コロナの5類移行などにより求人が増加していますが、人手不足の状況は続いています。物価高騰などが雇用に与える影響については、引き続き注視が必要となっています。
TSMC(JASM)の中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時からすると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多く、すぐに充足してしまうことが多々あります。一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
<TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら>
TSMC(JASM)の採用に関しては下記のブログで一覧にまとめておりますのでご覧ください。
<熊本での転職検討されている方向けの転職相談会はこちら>
熊本で転職を検討されている方は毎週相談会を実施しておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。