熊本の熱量を届ける
これからのキャリアマガジン

熊本労働局が2024年3月1日に発表した2024年1月の有効求人倍率（季節調整値）は1.28倍で、先月より0.01ポイント上回り、2ヶ月連続での上昇となりました。また、全国平均の1.27倍を2023年9月以来、4か月ぶりに0.01ポイント上回りました。全国では17位（秋田、山梨と同水準）、九州では大分（1.41倍）、宮崎（1.33倍）に次いで3位の結果に。

参照：熊本労働局　一般職業紹介状況

□有効求人数　36,326人（前月比1.1％増）2か月連続増加
□有効求職者数　28,457人（前月比0.6％増）2か月連続増加
□新規求人数　13,182人（前年同月比10.4％減）11か月連続減少

業種別では（前年同月比）運輸業・郵便業（10.3％増）で増加し、建設業（6.1％減）、医療・福祉（0.9％減）、製造業（18.6％減）、卸売業・小売業（11.6％減）、宿泊業・飲食サービス業（7.7％減）、サービス業（他に分類されないもの）（20.5％減）で減少しました。

▼全国平均は1.27倍、完全失業率は2.4％どちらも先月と同水準

厚生労働省による1月の有効求人倍率（季節調整値）は、1.27倍で先月と同水準でした。
産業別にみると、運輸業・郵便業（10.3％増）増加となり、建設業（6.1％減）、製造業（18.6％減）、卸売業、小売業（11.6％減）、宿泊業・飲食サービス業（7.7％減）、医療,福祉（0.9％減）で、サービス業(他に分類されないもの)（20.5％減）などで減少となりました。製造業などの一部の業種では原材料高騰の影響から新規求人控えがみられています。一方で、中長期的には人手不足が進んでおり、物価高騰の影響などがどこまで続くか注視が必要となっています。

また、総務省が発表した1月の完全失業率（季節調整値）は2.4％でこちらも先月と同水準でした。しかし、人手不足によって企業側が労働者を確保しようとする動きも出ているようで、回復への前向きな見方も多いようです。

▼熊本の状況は？

「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は前年同月比で16.0％減となっています。先月は前年同月比で7.8%増と一旦プラスに転じたものの、今月は再び前年同月を下回る結果となっています。半導体の世界的な在庫調整が続いた1年と比較して、下げ幅は落ち着いています。また、TSMC（JASM）の操業開始や熊本に第二工場を建設することが正式発表されたことから、引き続き人材の確保が急務となっています。また、物価高騰などが雇用に与える影響に注視が必要となっています。

TSMC（JASM）の中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時からすると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多く、すぐに充足してしまうことが多々あります。一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。

＜TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら＞
TSMC(JASM)の採用に関しては下記のブログで一覧にまとめておりますのでご覧ください。

＜熊本での転職検討されている方向けの転職相談会はこちら＞
熊本で転職を検討されている方は毎週相談会を実施しておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。