熊本県2023年12月の求人倍率1.27倍-10か月ぶりに上昇 | COCO COLOR KUMAMOTO(ココクマ) | 熊本で働こう!暮らそう!熊本の熱量を届ける
これからのキャリアマガジン

お役立ち記事

熊本県2023年12月の求人倍率1.27倍-10か月ぶりに上昇

熊本県2023年12月の求人倍率1.27倍-10か月ぶりに上昇

熊本労働局が2023年1月30日に発表した2023年12月の有効求人倍率(季節調整値)は1.27倍で、先月より0.01ポイント上回り、10か月ぶりの上昇となりました。また、全国平均の1.27倍と同水準となり、全国では17位(鳥取と同水準)、九州では大分(1.41倍)、宮崎(1.36倍)、佐賀(1.35倍)に次いで4位の結果に。

参照:熊本労働局 一般職業紹介状況

□有効求人数 35,968人(前月比1.3%増)3か月ぶりに増加
□有効求職者数 28,378人(前月比0.5%増)3か月ぶりに増加
□新規求人数 12,689人(前年同月比4.8%減)10か月連続減少

業種別では(前年同月比)医療・福祉(4.9%増)で増加し、建設業(10.8%減)、製造業(2.2%減)、運輸業・郵便業(9.2%減)、卸売業・小売業(2.8%減)、宿泊業・飲食サービス業(16.3%減)、サービス業(他に分類されないもの)(11.2%減)で減少しました。

▼全国平均は1.27倍で2か月連続で減少、完全失業率は2.4%で先月より改善

厚生労働省による12月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.27倍で先月より0.01ポイント下回り、2か月連続で減少となりました。
産業別にみると、学術研究,専門・技術サービス業(2.4%増)、医療,福祉(1.3%増)で増加となり、製造業(10.5%減)、生活関連サービス業,娯楽業(8.4%減)、情報通信業(7.7%減)などで減少となりました。コロナ禍で落ち込んでいた宿泊・飲食サービス業の求人が持ち直した一方で、原材料などの価格高騰により収益が圧迫された建設業や製造業は伸び悩んでいます。
2023年平均の有効求人倍率は1.31倍となり、前年の1.28倍を0.03ポイント上回りました。

また、総務省が発表した12月の完全失業率(季節調整値)は2.4%で2か月ぶりに緩やかに改善しています。求人が底堅く推移し、緩やかに持ち直していますが、物価上昇が雇用に与える影響などは引き続き注視が必要となっています。
2023年平均完全失業率は、2.6%(前年と同様)で、コロナ前の2.4%(2019年)の水準には及びませんでした。

▼熊本の状況は?

「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は前年同月比で7.8%増と、11カ月ぶりに前年同月を上回る結果となっています。世界的に調整局面が続く半導体関連の製造業では、ここ数か月求人を控える動きが続いていましたが、県内では工場増設・立地が続いており、関連する労働者派遣業も含めて求人増に前向きな見方も多いようです。

TSMC(JASM)の開所式も2024年2月24日に控え、2月6日には熊本に第二工場を建設することを正式発表しました。第一・第二工場で計3,400人以上の雇用が見込まれており、引き続き人材の確保が急務となっています。


TSMC(JASM)の中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時からすると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多く、すぐに充足してしまうことが多々あります。一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。

<TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら>
TSMC(JASM)の採用に関しては下記のブログで一覧にまとめておりますのでご覧ください。

 

<熊本での転職検討されている方向けの転職相談会はこちら>
熊本で転職を検討されている方は毎週相談会を実施しておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

熊本県2023年12月の求人倍率1.27倍-10か月ぶりに上昇

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらいいね!しよう

熊本へ転職希望の方の求人はこちら
今週の人気記事
年別アーカイブ
メールマガジン

ココクマのメールマガジン購読者募集中!! 熊本の就職・転職に役立つ情報をメールでお届けします。
月1回配信。登録・購読は無料です。
ご登録されたいE-mailアドレスを入力し、登録ボタンを押してください。