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熊本県2023年4月の求人倍率1.37倍-2か月連続低下
熊本労働局が2023年5月30日に発表した2023年4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.37倍で、先月より0.04ポイント下回り、2か月連続低下しました。また、全国平均の1.32倍を0.05ポイント上回り、全国では24位(秋田と同水準)、九州では宮崎(1.45倍)、大分(1.43倍)に次いで3位の結果に。
参照:熊本労働局 一般職業紹介状況
□有効求人数 38,358人(前月比1.6%減)2か月連続減少
□有効求職者数 27,950人(前月比1.0%増)2か月ぶりに増加
□新規求人数 11,933人(前年同月比9.4%減)2か月連続減少
業種別では(前年同月比)卸売・小売業(10.8%増)、宿泊・飲食業(14.5%増)で増加し、建設業(21.0%減)、製造業(23.5%減)、運輸業・郵便業(12.7%減)、医療・福祉(5.5%減)、その他のサービス業(12.8%減)で減少しました。
▼全国平均は1.32倍、完全失業率は2.6%で先月より改善
厚生労働省による4月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.32倍で先月から横ばいでした。宿泊・飲食サービス業で8.2%増と回復傾向にあります。
また、総務省が発表した4月の完全失業率(季節調整値)は2.6%で、先月より0.2ポイント減となり、3か月ぶりに改善しております。
▼熊本の状況は?
産業別での新規求人は、「宿泊業」では5か月連続で増加するなど、コロナ禍が落ち着き回復傾向にあります。
一方で、「製造業」は半導体市場が世界的に調整局面にある影響を受け、3か月連続で低下しています。県内ではTSMCの進出に伴い、工場増設・新設や進出企業も相次いでいるため、雇用は長期的に拡大するとみられています。半導体人材の争奪戦や人材育成など課題が多くあります。
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2022年2月の採用開始時からすると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多く、すぐに充足してしまうことが多々あります。一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
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