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熊本県2022年10月の求人倍率1.44倍-先月と同水準
熊本労働局が2022年11月29日に発表した2022年10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.44倍で、前月と同水準でした。また、全国平均の1.35倍を0.09ポイント上回り、全国では23位、九州では宮崎(1.48倍)に次いで2位の結果に。
□有効求人数 39,856人(前月比0.2%増)3か月ぶりに増加
□有効求職者数 27,622人(前月比0.004%減)2か月連続減少(微減)
□新規求人数 14,047人(前年同月比1.0%増)20か月連続増加
業種別では(前年同月比)製造業(4.4%増)、運輸業・郵便業(19.1%増)、医療・福祉(8.1%増)、その他のサービス業(1.1%増)で増加し、建設業(5.5%減)、卸売・小売業(3.7%減)、宿泊・飲食業(7.1%減)で減少しました。
▼全国平均は1.35倍で10か月連続上昇、完全失業率は2.6%で同水準
厚生労働省による10月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.35倍で先月より0.01ポイント上昇し、10か月連続で上昇。新型コロナウイルス感染の減少などを受け水際対策の緩和や「全国旅行支援」などもあり、宿泊・飲食サービス業を中心に求人が増加しました。
また、総務省が発表した10月の完全失業率(季節調整値)は2.6%で、先月と同水準でした。
改善傾向にありますが、引き続きコロナウイルスの第8波や物価高の影響により、雇用に与える影響に関して注視が必要となっています。
▼熊本の状況は?
半導体関連の製造業を中心に活況が続いている状況です。また、製造業をはじめ、物流業や「全国旅行支援」の影響を受けた宿泊業でも新規求人が増加傾向にあります。
TSMC進出に伴い、県外企業の熊本進出や工場増設する企業も増えており、関連する企業でも地元採用を検討しているため、熊本の雇用拡大はしばらく続きそうです。
JASMの採用に関しては、22年3月頃から選考が進んでおり、2023年入社の新卒も採用が決定、来年度の新卒採用も進められています。
中途採用においては、当初は英語要件が高くなっていましたが、現在では多くの求人で英語要件が緩和され、ポジションも30職種以上と採用活動が活発になっています。
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TSMC(JASM)の採用に関しては下記のブログで一覧にまとめておりますのでご覧ください。
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