熊本県内の子ども医療費の助成制度ー18歳3月まで対象の自治体増加

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熊本県内の子ども医療費の助成制度ー18歳3月まで対象の自治体増加

（2023年7月21日更新）

ココクマの中でも出産、子育てに関する記事のアクセスが高いので、今回は、「子ども医療費の助成制度」について熊本県内主要都市を中心にまとめてみました。
熊本県は市町村の要望を受け、2023年度から子ども医療費の補助拡充を明らかにしています。対象を4歳未満から、通院は小学校入学前まで、入院は中学3年まで引き上げ、市町村や子育て世帯の負担軽減を図ります。県からの補助により、今後、市町村でも18歳までに拡充するところも増えそうです。

県内でも子どもの医療費無償化の対象を原則18歳までに拡充している市町村はここ数年で大津町、菊陽町、御船町、嘉島町、甲佐町、あさぎり町、益城町、合志市、宇城市の9市町で増え、38市町村へ。また、宇土市は2023年1月より小中学生の自己負担がなくなりました。熊本市も2023年12月より高校3年生までに拡充（一部自己負担あり）、薬代が無料になると発表されました。今後、各自治体の子育て施策がさらに充実したものになりそうです。

◎熊本県内市町村子ども医療費無償化状況（2023年7月時点）
▼18歳まで（38市町村）
山鹿市、水俣市、天草市、美里町、玉東町、和水町、南小国町、小国町、産山村、高森町、南阿蘇村、山都町、氷川町、芦北町、津奈木町、あさぎり町、多良木町、水上村、相良村、五木村、山江村、球磨村、八代市、上天草市、阿蘇市、錦町、湯前町、南関町、苓北町、合志市、大津町、菊陽町、西原村、御船町、嘉島町、益城町、甲佐町、宇城市（※自己負担金あり）

▼今後18歳まで拡充予定（1市町村）
熊本市（2023年12月）※自己負担金あり

▼15歳まで（7市町村）
人吉市、荒尾市、玉名市、菊池市、宇土市、長洲町

対象年齢・内容・申請方法・請求方法は各自治体によって異なりますので、詳細は自治体のHPでご確認ください。

子ども医療費の助成制度について

中学卒業までが主だったものが、18歳までに拡充している自治体が年々増えています。

▼熊本市
・対象年齢：中学卒業まで（2023年12月より18歳3月末に拡充予定）
・内　　容：3歳以上(歯科は5歳以上)小学校6年生以下は、医療機関ごとに、月700円の自己負担あり。中学校1年生以上(歯科は5歳以上)中学校3年生以下は、医療機関ごとに、月1,200円の自己負担あり。（2023年12月より薬代の自己負担なしに）

▼八代市
・対象年齢：18歳3月末まで
・内　　容：自己負担なし

▼天草市
・対象年齢：18歳3月末まで
・内　　容：自己負担なし

▼玉名市
・対象年齢：中学卒業まで
・内　　容：自己負担なし

▼宇城市
・対象年齢：18歳3月末まで（2023年4月より）
・内　　容：小学校1年生から高校3年生まで、医療機関ごとに、月1,000円までの自己負担あり（入院上限は月あたり2,000円）。就学前までは自己負担なし。

▼合志市
・対象年齢：18歳3月末まで（2023年1月より）
・内　　容：自己負担なし

▼荒尾市
・対象年齢：中学卒業まで
・内　　容：自己負担なし

▼山鹿市
・対象年齢：18歳3月末まで
・内　　容：自己負担なし

▼菊池市
・対象年齢：中学卒業まで
・内　　容：自己負担なし

▼宇土市
・対象年齢：中学卒業まで
・内　　容：自己負担なし（2023年1月より）

▼人吉市
・対象年齢：中学卒業まで
・内　　容：自己負担なし

▼阿蘇市
・対象年齢：18歳3月末まで
・内　　容：自己負担なし

▼上天草市
・対象年齢：18歳3月末まで
・内　　容：自己負担なし