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政府による東京圏在住の1万人を対象にしたインターネット調査により、地方暮らしへの関心度の高さが明らかになりました。なんと回答の49.8％、約半数が地方で暮らすことに関心を持っているとの結果となりました。

調査対象は東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)に住む20～50代を対象に実施されたもの。
地方暮らしに「関心がある」と答えたのは15.6％、「やや関心がある」が15.5％、「気にはなっている」。若年層の関心がより高い傾向だったそうです。

アンケート調査は緊急事態宣言が発令される前、1月30日～2月3日に行われたもの。新型コロナウイルスの感染が拡大し、オフィスに行かなくてもリモートワークが可能だとわかった現在であれば、もっと関心度が高くなっていたかもしれません。新型コロナウイルスは働き方や働く場所も変えていく可能性がありますね。

地方転職の希望者も増加

また就職情報会社による転職サイトの最新(5月13日発表)のアンケート調査では、地方へ転職を希望する人が3割超に増加したと発表しました。

調査機関は4月24日～5月1日、20代専門の転職サイトにアクセスした人を対象に実施され、361人が回答。UIターンや地方での転職を希望すると答えた人は全体の36.1％と、2月の同サイト新規登録者のうち現住所と別地域に転職を希望した人に比べると、14.3ポイント増加したそうです。

地方への転職希望者増加の背景として、新型コロナウイルスの影響で「3密」が問題視され、人口密度の低さを魅力に感じていることが挙げられます。また、リモートワークで十分な仕事ができる人にとっては、混雑する電車で通勤したり高い家賃を払ってまで東京にいなくてもいいと感じることもあるかもしれません。この機会に、UIターン転職も増えていきそうですね！