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熊本県内には、障がいの有無や年齢を問わず、すべての子どもたちが一緒に遊べる「インクルーシブ遊具」を備えた公園が増えています。
今回は、今年4月にリニューアルオープンした人吉市の岡留公園をはじめとする熊本県内のインクルーシブ公園を4つご紹介します。

岡留公園（球磨郡あさぎり町）

（画像引用：あさぎり町公式HP）

2025年4月にリニューアルオープンした岡留公園は、人吉球磨地域で初めてインクルーシブ遊具を導入した公園です。

広さ1700平方メートルほどの敷地に、老朽化した遊具の交換として、今回新しくインクルーシブ遊具が設置されました。遊具エリアは、車いすでも移動がしやすいようにゴムチップ舗装が施されています。

幼児でも楽しめる座面のブランコや、視覚や聴覚を使って遊ぶ遊具などもあり、さまざまな個性の子どもたちが一緒に遊ぶことができるようになっています。
また、見守りスポットが各所に配置されており、保護者の目が行き届きやすい遊具のレイアウトで安心して子どもを遊ばせることができます。

●住　所：あさぎり町免田西1533番地
●駐車場：あり

大矢﨑緑地公園（天草市本渡）

（画像引用：天草市公式HP）

2024年9月に公園内に新しくインクルーシブ遊具が整備された大矢﨑緑地公園。

本渡港・天草市立本渡中学校に隣接した公園で、1周712mの広大な外周の遊歩道のある緑地広場です。ジョギングコースからは海を見えながら走ることができます。多目的広場では天草ほんどハイヤ祭りの花火大会など、様々なイベントが頻繁に開催されています。また、過去にWANIMAの野外ライブの特設会場となったことでも有名です。

ぐるぐるのすべり台など、ハンディキャップの有無にかかわらず、さまざまな個性を持った子どもたちが一緒に遊ぶことができるように工夫された本格的なインクルーシブ遊具が並んでいます。

●住　所：天草市本渡町広瀬5-113
●駐車場：あり

平成中央公園（熊本市南区）

平成中央公園は、九州で初めてインクルーシブ遊具を導入した公園として知られています。点字や緩やかなスロープを備えた大型複合遊具や、背もたれと体を固定する部分が付いたブランコなど、さまざまな工夫が施されています。
特にインクルーシブのブランコが順番待ちの人気者のようです。

また、乳幼児向けの柵で囲まれたエリアには、小さい子向けの遊具や、砂場もあり、安全に楽しむことができます。

夏には水遊びが楽しめる噴水や、バスケットゴールのある円形になった広場もあり、幅広い年齢層の子どもたちが楽しめる施設となっています。

春には桜が咲き誇り、地域ではお花見スポットとしても有名。サンリブくまなんやコンビニエンスストアがすぐ近くにあり、利便性も高くなっています。

●住　所：熊本市南区馬渡1丁目8
●駐車場：なし

どんぐり広場（阿蘇郡西原村）

2024年4月にオープンした「どんぐり広場」。熊本地震後の仮設住宅跡地を活用して整備された公園です。

インクルーシブ遊具や大型複合遊具、幼児遊具、休憩スペースなどが設けられており、人工芝やゴムマットの地面は子どもたちの安全に配慮されています。幼児から児童まで、一緒に遊ぶことができ、安全に配慮された充実の公園となっています。

阿蘇くまもと空港から車で5分ほどの場所に位置し、飛行機の離着陸を間近で見ることができるのも魅力の一つです。熊本市内から阿蘇方面へのおでかけの途中に立ち寄れるところもおすすめです。

●住　所：阿蘇郡西原村小森3165
●駐車場：あり

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インクルーシブ公園は、すべての子どもたちが共に遊び、学び、成長できる場として、地域社会にとって重要な役割を果たしています。熊本県内外から訪れる方々にとっても、家族での楽しいひとときを過ごすのに最適なスポットです。ぜひ、次のお出かけ先として訪れてみてはいかがでしょうか。