｢住みよさランキング2022｣－初公開の子育て編では合志市が全国1位に

お役立ち記事

｢住みよさランキング2022｣－初公開の子育て編では合志市が全国1位に

東洋経済新報社が1993年から毎年公表している「住みよさランキング」。毎年多くの注目が集まっています。
全国の792市と東京特別区20区（千代田区・中央区・港区を除く）の合計812市区を対象にした「住みよさランキング2022」が発表されました。

算出指標は、安心度・利便度・快適度・富裕度の4つの視点からなる20指標を採用。
指標の詳細はこちらをご覧ください。

全国総合トップ50に今年も熊本県の「人吉市」と「合志市」がランクインしました。

また、今年から<総合力>と別に<子育て編>が発表。全国と東京･名古屋･大阪の3大都市圏別に集計。ライフステージやライフスタイルに特化したもので、子育て世代にとっての住みよい町とは？といった視点で算出されています。算出指標は「住みよさランキング2022」に基づき、子育て世代に最も重視される安心度の比重を高く評価されてます。詳細はこちらをご覧ください。

子育て編ではなんと「合志市」が全国1位に輝きました。また、トップ50圏内に県内からは6市がランクインしています。

<総合> 九州沖縄1位に人吉市、2位に合志市

昨年と同様、九州沖縄で1位になったのが人吉市（全国17位）、続いて九州沖縄で2位となったのが合志市（全国21位）で、両市とも昨年より順位を上げてランクインしました。「安心度」で強さを発揮しており、人吉市の安心度は14位、合志市の安心度は42位で、どちらも上位50にランクインしています。人吉市は利便性でも17位と上位にランクイン。

住みよさランキング2022

（画像は東洋経済オンラインより）

＜子育て編＞　合志市が全国1位　トップ50以内に県内6市

「子育て評価偏差値の高い自治体ランキング」を全対象市区（812市区）と、人口が集中する3大都市圏それぞれ（東京圏、名古屋圏、大阪圏）の4つにわけて集計。全国編で見事「合志市」が1位に輝きました。トップ50以内にランクインした県内自治体は合志市（1位）に続き水俣市（4位）、人吉市（5位）、天草市（18位）、山鹿市（24位）、阿蘇市（39位）の6市です。総合と比較すると50位以内には違った顔ぶれの自治体が多く、九州勢が強さを発揮している印象です。

住みよさランキング子育て編

（画像は東洋経済オンラインより）

合志市の子育て環境について

子育て世代に優しいイメージの合志市ですが具体的に合志市の子育てについてみてみましょう。

■合志市の人口・世帯数（2022年5月時点）
人口　63,910人
世帯　25,725

■保育園・小中学校
・保育園数　31校（保育園23校、認定こども園3校、地域型保育園5校）
・小学校　8校
・中学校　4校
※「合志楓の森小・中学校」は2021年4月に開校した小中一貫校です。

■医療
・医療機関　34院（うち小児科4院）
・歯科医　21院

◎子ども医療費助成制度
中学卒業まで自己負担なし

◎病児保育事業「すこやか」「ひかり」
病気やけがで保育園や小学校をお休みしなければならない子どもを預かる支援サービスです。
定員あり。料金2,000円。利用時は事前登録が必要です。

■遊びスポットなど
◎公園
熊本県農業公園（カントリーパーク）、弁天山公園、妙泉寺公園、竹迫城跡公園、元気の森公園、蛇ノ尾公園など大きな公園もありますが、住宅街には小さな公園も多くみられます。

◎図書館
3か所（西合志図書館、ヴィーブル図書館、泉ヶ丘市民センター図書館）
西合志図書館には天文台が併設されており、定期的に天体観測なども行われています。図書館隣には漫画約6万冊を収蔵する「合志マンガミュージアム」があり、約2万冊のマンガが自由に読めます。

◎児童館
3か所（東児童館、西児童館、泉ヶ丘市民センター児童館）
児童に健全な遊び場・機会を提供し子どもの心身ともに豊かな発達ができるように支援する施設です。自由に遊べる日と年齢に応じたクラス、イベントなどありますので、詳細は各会場のカレンダー等でご確認ください。

◎つどいの広場
3か所（実施場所/ひかりの子、ぽっぽの部屋、つどいの広場「わかば」）
子育て中の親とその子ども（おおむね0～3歳）が気軽に集い、子どもと保護者が自由に遊べます。子育ての不安や悩みなど子育て中の仲間と共有したり、担当職員による育児相談などもできます。

詳細は合志市HPをご覧ください。

編集部スタッフも合志市在住ですが、子育てしやすい環境だと感じています。保育園も兄姉がいる方は優先的に同じ園に入所できるので別々の園に通わせるといったこともなさそうです。また、近所には公園も複数あるため気軽に利用でき、同世代の子どもたちと交流もできます。子どもが保育園に通う前までは、児童館やつどいの広場などもコロナ禍で制限はありましたがよく利用していました。
大型スーパーやドラッグストアなども複数あり、日々の生活の買い物の利便性も高く、野菜や卵などの直売所もあるため、新鮮な食材が手に入りやすい環境です。

「住みよさ」は人によって違うと思いますが、熊本へのUIターンの際にぜひ参考にしてもらいたいですね。