32年前アスファルト合材の製造を開始。リサイクルアスファルト、コンクリートガラ、廃石膏とリサイクル事業を進め、現在は石炭灰、タイヤ灰、バイオマス灰などの処理を行い、路盤材、盛土材、埋め戻し材、最近は凝集剤、土壌改良剤など、土と水の浄化剤を進めている。
回収した産業廃棄物である灰には、有害物質が含まれており処理も困難だったため、通常はセメント会社などに持ち込むか埋め立てるのが大半である。
弊社は、その街で出た産業廃棄物はその街で再利用するという循環社会のモデルをつくることを志しており、10年前に着手した事業である。火力発電所を持つ工場は多く灰処理の要望は多い。用途としては道路用材が主で、吸湿性が高いために埋め立て材としても評価が高い。今後は灰処理プラントの展開と合わせて、灰を使った新しい素材をつくり、水や土・空気の浄化で農業や漁業に役立てていきたい。