曽方之(そがたすすむ):株式会社アンサー・インターナショナル・代表取締役。熊本県宇土市出身。宇土高校在学中に家業のシメジ栽培を継ぐ。1980年、㈲扇プランニングを設立し、起業家の道へ。96年、同社設立。2002年には東京大学特別講師を務めるなど他地域の若者就業支援活動に取り組み、現在は崇城大学専門学校非常勤講師も行っている。
1996年に設立した同社。通信業界の規制緩和を受け、国際電話の割引サービスや代理店開拓業務から事業を開始し、97年には新日本通信㈱の代理店として通信割引サービス実績で日本一を記録した。98年にはインターネット事業に本格進出。「インターネットのブロードバンド化により、動画の時代がやってくると直感した」と曽方氏。日本で初めてWebTVの全国販売に着手するなど、常に先を見据えた事業戦略に取り組んでいる。会社経営にかける想いを熱く語る。
ホームページ制作・サーバーホスティングサービスをメインに手掛ける同社。動画配信つきのホームページ制作を強みとしている。その代表例が、同社が企画・運営する「ロアッソ熊本公式WEBサイト」。ロアッソ熊本に関する幅広い情報を、動画やテキストを通してスピーディーに配信。サイトアクセス数は月間平均200万を記録している。サーバーホスティングサービスでは100社を超える企業のホスティングを手掛ける。2012年からは「ミス・ユニバース・ジャパン熊本大会」のイベント企画・ファイナリスト管理・運営を開始。「熊本から世界を目指すという趣旨に共感した」と曽方氏。自身も実行委員長兼総合プロデューサーとして関わり、候補者のプレゼンテーションや心構えに対して厳しくも温かいアドバイスを送る。その他にも、既設の設備制御や高効率化(改修)を通して省エネルギー化を実現する「ESCO(エスコ)事業」、太陽光発電コンサルティング事業にも参入しており、人的貢献だけでなく地球環境(地域社会)に対してメリットのある取り組みは事業として積極的に取り入れている。
2015年3月からは地域応援ポイント「OPPO(オッポ)」の運営を開始予定。加盟店での商品購入時に保有するIC付きカードや携帯電話を専用リーダーにかざすだけでポイントの一部(割合は選択できる)が応援ポイントとしてロアッソ熊本に寄付される。日本初の試みでシステムはすでに特許を取得。3月までに熊本県内の飲食店を中心に約100店舗に導入を予定している。加盟店には初期費用を同社が負担し、月額費用も一般的な水準に比べて低めに設定されている。今後は2015年末をめどに加盟店200店舗、会員5万人の獲得を目指し、事業モデルのパッケージ化を推進。業界を問わず九州・全国への営業展開を視野に入れている。「人を動かすときは自分が先に動く必要がある。先に動いた分、問題や不満を解決しておき、あとに続く企業に利があるようにしたい」と、会社としての率先垂範で熊本の地域活性化をリードしていく考えだ。


社長室長兼事業統括担当 宮﨑浩吉さん
同社の創業期から曽方氏とともに事業運営に携わってきた宮﨑さん。代理店開拓を経てWebTV事業などさまざまな新規事業立ち上げに関わり、事業の仕組み化に邁進した。「言われたことだけをやっているのでは仕事ではありません」と語るように、入念な情報収集やマーケティングによる結果を整理した上で、提案につなげる。2013年からは太陽光発電コンサルティング事業を担当。用地選定から現地での打ち合せ、立ち上げまでの段階をプロデュースしていく。「もともとビジネスモデルを創り出すことに関心がありました。独立した気持ちで自由に仕事をさせていただいています」と満足度は高い。現在社員数は8名。社員一人ひとりの考えを軸に率先した行動を大切にする社風だ。
「社名の通り、“自分たちで答えを出そう”という会社です。お客様の要望に沿いつつ、自分たちで考えたことをプラスしていく力が持ち味です」と宮﨑さん。仕事の効率化により時間を生み出し、新しいチャレンジに乗り出すことがさらなる収益化につながる。同社に向くタイプは、自分のこだわりを持ちつつ、物事を柔軟に受け止めることができる人という。「若い方の意見を聞いていると“そうなのか”と刺激を受けることがあります」。その感覚を取り入れていくことが会社や事業の成長につながると考えている。「若い方で『将来、社長になりたい』というリーダーシップをお持ちの方は可能性が非常にある会社です。アピールを楽しみにお待ちしています」とメッセージを送ってくれた。
競争激化や低料金化によりウェブ業界の厳しい環境を実感している曽方氏。その状況をふまえた上で、ロアッソ熊本やミス・ユニバースなどコンテンツをベースとしたトータルマネジメントを手掛け、事業の収益化を加速させていく考えだ。「そのコンテンツに大義名分があるかどうか。地域貢献、地元大好き、地元初へのこだわりを今後も持ち続けていきたい」と、地元愛を基盤に事業展開を進めていく。地域応援ポイント「OPPO」にかける想いを語る。
「わさもん」という言葉に代表されるように、新しいもの好きの県民性が熊本にはあるという。「その中で小さい頃から自分たちで新しいものを創り出すことをやってみたかった」と曽方氏。新しい仕組みである「OPPO」を通した熊本流のおもてなしにより、県内全域の地域活性化に貢献していく考えだ。目指すは「住みたい都市No.1」。「県外で学んだ多くのものを熊本に持ち帰り、熊本で花開かせてほしい」と、U・Iターン希望者にメッセージを送る。
「ロアッソ熊本公式WEBサイト」を手掛ける<株式会社アンサー・インターナショナル>






