株式会社河田印刷

次世代リーダーが語る「熊本未来論」

河田啓吾(かわたけいご):株式会社河田印刷・代表取締役社長。熊本市出身。明治大学を卒業後、1979年に同社入社。営業主任を経て、81年に現職就任。

PROFILE プロフィール

1981年に当時24歳で代表取締役に就任した河田氏。「最も苦しかった」と振り返る社長就任からの5年間は、「昼は営業、夜は現場」という状況で日々奔走し売上拡大に尽力。アナログからデジタルへと変化する時代の流れを見据え、時代を先取りした設備投資を進めた。現在では熊本県内でトップクラスの印刷設備を保有するまでに成長。納期、価格競争力、品質管理に優位性があり、同業他社との差別化につながっている。社長就任当時のエピソードや会社の強みを語る。

FEATURES 事業の特色

カタログ・チラシから製本・冊子物までを含む総合印刷業を手掛ける同社。印刷事業は売上の約80%を占め、取り扱い案件は熊本市内を中心に月間約200件を数える。同社の強みは充実した印刷設備にある。本社工場内の印刷ラインではオフセット菊全判4色機や菊半裁4色機、製本ラインでは無線綴じラインと中綴じラインを自社保有。「印刷から製本まで一貫した生産ラインを構築している会社は県内でもまれで、高い競争力を生み出している」と河田氏。こうした印刷設備をベースに、今後は課題解決型の提案営業力を強みとした「ソリューションパートナー河田」を目指し、クライアントの売上アップ・コスト削減・イメージアップ・業務効率化などの課題解決を通して信頼を得ていく考えだ。


現在、社内では自社商品開発に注力しており、全社員が参加するボトムアップ型の商品開発会議を月2回実施。部門の垣根を取り払い、既成概念にとらわれない発想で企画開発を進めている。また、制作以前にコンセプト会議を開き、制作目的・活用方法・効果予測などを討論し、制作の必要性を吟味する。例えば、制作する必要性がないと判断すれば、「制作しない」という提案を通してクライアントのコスト削減につなげることも有り得る。最終的に目指しているのは、提案型の企画営業を通して印刷物の先にある「人の行動」や「感動」を創造していくこと。その実現に向けて「品質第一主義」を貫くと同時に、社員の人間性向上にも力を入れている。その一例として、毎朝の朝礼時に倫理法人会が発行する「職場の教養」の一節を唱和し、気づきや学びを日々の業務に活用。印刷物という表に見える部分だけでなく、クライアントからは見えない心の部分も大切にすることで社員の成長、そして会社の成長につなげている。求められる人材像としては、印刷からWebまで多様な媒体を扱った経験がある方を求め、インターネットを利用したネット受注や企画制作部門の強化を進めていく方針だ。

  • 事業の特色写真
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Vision ビジョン

5年後に売上10億を目標とする同社。売上・付加価値・利益を追求する中で、今後のポイントと考えているのが自社商品開発と提案型の営業力。「従来型の受注対応だけでなく、自社の企画商品を提案し販売するビジネススタイルの構築を進めている」と河田氏。設備面を活かしながら、営業スタッフの課題解決型のスキルを高め、提案力を強みとした「ひと味違う印刷会社」を目指している。そのために社員には、ヒアリング力やグランドデザイン力などの実践力に加えて、「自分で考えて行動する力」を求めている。

MESSAGE メッセージ

印刷事業を通して情報産業や地域社会に貢献し、会社の繁栄と社員の物心両面の豊かさを追求することを企業理念としている同社。「理念を一番大切にしている。そうすれば必ずよい商品ができ、お客様の支持が得られる」と河田氏。印刷事業や雇用拡大、社員の成長などを通して地域に貢献していく考えだ。今後は熊本の持つ魅力を発信する手段の一つとして、広告媒体を利用し県内の観光資源をアピールしていく事業計画を進めている。


 


印刷と人の架け橋を目指す熊本のソリューションパートナー<㈱河田印刷>

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